くらし 〔混ぜればごみ、分ければ資源〕その「ごみ」正しく分別できていますか?(1)

◆「ごみの分別」を考えてみよう
私たちは、日常生活の中で必ず「ごみ」が出てしまいます。その「ごみ」は、燃やして処理するもの、埋め立てて処理するもの、そして資源としてリサイクルされるものがあります。
「ごみ」を燃やして処分することで発生するダイオキシンへの対策は、ほぼ解消されていますが、二酸化炭素の排出により地球の温暖化が深刻化するなど、環境へのダメージは少なからず存在します。埋め立て処分にもさまざまな問題があります。しかし、生活の中で必ず排出される「ごみ」をゼロにすることは現実的に難しいことです。
「資源ごみ」のようにリサイクルすることで再び資源として循環させることは、ごみをゼロにすることにつながります。
上富良野町では、燃やすごみや埋め立てるごみを少なくし、「資源ごみ」になるよう細かい分別に取り組んでいます。

◆手作業による再分別
クリーンセンターに搬入された「資源ごみ」と「粗大ごみ」は、作業員が一つひとつ手作業で丁寧に確認し、各家庭からごみを出す際に目が行き届かない、細かな分別まで徹底的に行っています。
小型家電などのリサイクルが可能なものや、電池などの発火性がある危険物を手作業で取り出しています。

◆分別は大切な作業
皆さんが出しているごみの分別状況は、現在のところ「完璧」とは言えません。びんの中にカミソリが入っていたり、缶の中にたばこなどの異物が混ざっていることや、ひどいものではスプレー缶が中身の入った状態で一般ごみ(燃えるごみ)に混ざっていることもあります。
分別が不十分で異物が混ざっていると、施設の設備損傷や火災につながる恐れがあります。
分別は施設を機能的・継続的に使用していく中で非常に重要なことです。
安全・安心な処理が行えるよう、皆さん一人ひとりのご協力をお願いします。

◆あわや重大事故!!
ごみの燃え殻を清掃の際、「カセットコンロのボンベ」が出てきました。万が一中身が少しでも残っていると大爆発を起こし、焼却炉が吹き飛ぶところでした。
「面倒だな」「少しくらい」といった軽い気持ちが重大な事故につながります。
クリーンセンターが運転できなくなった場合、どうなるでしょうか?

問合せ:町民生活課生活環境班
【電話】45-6985