くらし 地域おこし協力隊のかみふの日々通信

町の地域おこし協力隊が日々の活動を報告します!

◆この町の風土を大切にして、安全安心な観光づくりをします
◇企画商工観光課 観光推進員 安藤 公治(あんどう こうじ)

私が初めて上富良野町を訪れたのは、2005年の夏に妻の実家を訪れたときでした。少し早起きをして朝焼けに照らされた十勝岳の壮大な景色を見て心を奪われたことを今でも鮮明に覚えています。それから20年を経てこのような形で町とのご縁ができたことをうれしく思います。
福岡市で生まれ、親の仕事の都合で新潟、大阪など小学校は2回転校しました。その後、中学と高校時代を福岡で過ごし、東京の大学を卒業後、就職してから名古屋に20年間住みました。
子どもの頃から無類の乗り物好きで暇さえあれば鉄道やバス、飛行機、船などあらゆる乗り物を駆使して国内外のいろいろなところに旅をしてきました。好奇心の赴くままにその土地ごとの景色を見たり、人と話をしたり、空気を感じ、美味しいお酒と食事を楽しみ風土に触れることは私にとって心の栄養です。
前職は中部圏を基盤とする鉄道会社で鉄道事業、バス事業、財務、経営企画などの仕事を経験しました。子どもの頃からの憧れの職業に就くことができ、仕事を通じて交通の仕組みやマーケティングの大切さを知り、さまざまな立場から地域活性化に取り組む人たちに出会い刺激を受けました。この経験を活かして、町の皆さまと一緒にこの町での観光が旅行者や地域の方たちにとって安全安心なものとなるための仕組みづくり、公共交通などを活用した人の流れの活発化とそれに向けたまちづくりに取り組みたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。