くらし 愛食弁当事業の回数を増やしました

中川町では、地元食材や道産食材について学びながら「楽しい食事につながる食育」の場として、子育て支援ニーズの拡大を受け、公費負担による小中学校への昼食提供を令和2年度から実施しています。令和4年度までは月1回、令和5年度からは年回実施してきました。保護者からの事業拡充の要望をいただき、愛食弁当の供給事業所である有限会社匠舎様との協議を行い、令和7年度は年回に回数を倍増して事業を実施しています。
愛食弁当の調理を担当している近藤義徳さんは、「地域に安心安全な食を提供する事業所のひとつ40として、愛食弁当の供給には大きな責任とやりがいを感じています。愛食弁当は、みんなと同じ食事をすることで、普段食べ慣れないものや苦手なものを克服するためのいい機会だととらえています。さまざまな食材との触れあいを通じて、食の多様性や豊かさを育んでもらいたいと考えています。また、保護者の皆さんから食事の感想を直接聞くこともあり、うれしく感じています。今後も喜ばれる事業継続のためにメニュー開発などに力を入れていきたいと思っています。」と語ってくださいました。
子どもたちからは、愛食弁当に対する感謝の気持ちが寄せられています。今後、食べてみたい献立として、唐揚げ、おにぎり、ゼリーを挙げる児童が多くみられました。
保護者からも、感謝の気持ちが寄せられ、愛食弁当事業に対する期待の大きさがうかがえます。
町教育委員会では、愛食弁当事業を持続可能なものにできるよう、引き続き保護者と児童生徒の意見を聞きながら、事業運営と改善に取り組んでいきます。
令和7年度から、愛食弁当事業の財源の一部にふるさと納税を充てており、町外の寄附者からのご厚志により事業運営を行っています。

問い合わせ先:教育委員会 総務学校教育係
【電話】7-2877