- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道幌加内町
- 広報紙名 : 広報ほろかない 令和7年10月号
■vol.8 秋の暮らしで始めるプラスチックごみ削減
10月に入り、秋の行楽や買い物の機会が増える季節です。紅葉狩りや秋祭りで外出すると、ついペットボトルやレジ袋を使いがちですが、日常の小さな工夫でプラスチックごみを減らすことができます。
使い捨てプラスチックは、廃棄の際にCO2を排出するだけでなく、適切に処理されなければ川や海の生態系にも影響を与えます。例えば、レジ袋1枚の製造・廃棄で約10~40gのCO2、ペットボトル500ml1本の製造・廃棄・リサイクルで約80~119gのCO2が排出されます。
そこで、マイバッグやマイボトルの活用がおすすめです。買い物や飲み物の持ち歩きで使い捨て容器を減らすことで、環境負荷を大幅に減らすことができます。
参考資料:環境省HP/省エネルギーセンターHP
▽マイボトル活用のコツ
(1)洗いやすいものを選ぶ
広口タイプや食洗機対応のものは、お手入れが簡単で衛生的です。
(2)軽くて持ち運びしやすいものを選ぶ
出勤や外出の際に負担にならないサイズや重さを選ぶと、習慣化しやすくなります。
(3)保温・保冷機能をチェック
秋から冬にかけては、温かい飲み物を持ち歩けるタイプがおすすめです。
▽マイバッグ・マイ買い物カゴ実践のコツ
(1)持ち歩きしやすいものを選ぶ
小さく折りたためるマイバッグは、カバンに入れても邪魔になりません。
(2)車や玄関に常備する
大きめのマイバッグやマイ買い物カゴは、車や玄関に置いておくと忘れにくく便利です。現在、大手スーパーでは、マイ買い物カゴを数百円程度で購入でき、レジでの詰め替えの手間も省けます。
小さな取り組みでも、積み重ねれば大きな効果に。例えば、町民100人が週1回マイボトルやマイバッグを使うだけで、年間レジ袋5,000枚・ペットボトル5,000本相当のCO2削減につながります。
まずは身近な行動から始めて、ゼロカーボンな町づくりに貢献してみませんか。
