くらし focus 第60回 昭和51年北海道ホルスタイン共進会最高位授賞 木村章氏

■輝かしい賞歴、栄光の品を展示
▽木村章牧場の歴史
木村章氏の父である久吉氏は、昭和24年に樺太からシネシンコに入植。「元祖牛」は昭和26年導入の「第四玉椿」に始まりましたが、この牛は現在には続いていません。久吉氏は宗谷ホルスタイン改良協会発足時の役員で、草創期の同志会の会長も担っていました。昭和48年同志会再編成期には、章氏が副会長として積極的に活動されていました。

▽名誉牛の誕生
能力検定、体格審査も早くから行っており、群の改良に買入れた牛は多く、その中で狩別・橋田牧場から来たコバ・コマンダー・バーク・クリスタンは50年、51年と全道最高位及び50年の全日本ホスルタイン共進会優等賞など数多くの賞歴を残した名誉牛であり、猿払3大ファミリーのコバ・コマンダー・ファミリーの形成を担いました。

▽展示品のご紹介
生前、木村章氏は、昭和50年開催の第6回全日本ホルスタイン共進会にて3歳級優等賞1席、昭和51年開催の北海道ホルスタイン共進会にて最高位を受賞するなど輝かしい数多くの賞歴を残されました。
そんな栄光の品を、猿払村役場1階のロビーにて5月30日(金)まで展示しております。役場に訪れた際は、ぜひお立ち寄りください。