くらし WELCOME,地域おこし協力隊!新たに就任した隊員の皆さんをご紹介します

●地域おこし協力隊って?
人口減少や高齢化により人材不足が進む地方において、意欲ある都市部の人たちを迎え、地域活性化や町おこしを行い、その地域への移住・定住を図る総務省の制度です。鹿追町では平成24年から隊員の受け入れを開始し、現在は15人の隊員が活動しています。

◆自然体験留学センター指導員 うりっこルーム指導員
◇松下 由依(まつした ゆい)
前住所:兵庫県神戸市
はじめまして!自然体験留学センター指導員兼、うりっこルーム指導員として着任しました松下と申します。兵庫県神戸市出身で、鹿追町に移住して来月で1年が経ちます。趣味は剣道・温泉・リサイクルショップめぐりです。町民の皆さんに親切にしていただいて、おかげさまで元気です!
昨年4月、町内にある鹿追キリスト教会のお手伝いで滞在していた際に、カフェに来られたお客さまから「鹿追町自然体験留学制度」のことを教えていただきました。そのご縁から留学センターを見学させていただいたことが、鹿追町に関心を持つ大きなきっかけとなりました。人・自然・地域と関わることのできるこの仕事に出会えたことに心から感謝しています。毎日、子どもたちのパワフルさに刺激を受けながら、自分ももっと体力をつけたいと実感しています。
鹿追町は町全体がジオパークという自然環境に恵まれた場所です。安全を第一にしつつ、柔軟に対応し、楽しさや失敗の経験を通じて学びを深め、言葉で励ましながら子どもたちに活力を与えられる教育を目指しています。
何かご一緒できそうなことがあれば、ぜひお声がけください。今後ともよろしくお願いいたします。

◆神田日勝記念美術館 学芸員
◇佐藤 拓実(さとう たくみ)
前住所:埼玉県和光市
4月に神田日勝記念美術館の学芸員として着任いたしました。これまで本州でギャラリーのキュレーター、地域芸術祭の運営、アートコーディネートなど、美術に携わる仕事をしてきました。北海道に戻りたいという思いが募る中、地域おこし協力隊の募集を見つけ応募しました。
2020年に東京で開催された回顧展にも足を運ぶほど私は神田日勝の作品が好きで、毎日彼の作品を間近に眺めることができるのは嬉しいです。
当館は小規模ですが、道内はもちろん全国から多くの方が訪れます。本来の学芸員の業務以外の監視や受付も兼務する中で、お客様と直接交流できる時間はモチベーションとなっています。
休日はペーパードライバー卒業を目指してよくドライブに行っています。これから鹿追町の皆さまに親しまれる美術館を目指し、微力ながら尽力してまいります。ぜひ一度、お気軽に神田日勝記念美術館へお越しください。
きっと心に残る作品との出会いがあるはずです。

◆鹿追高等学校 みらい留学コーディネーター
◇宗雲 茉里奈(そうぐも まりな)
前住所:神奈川県鎌倉市
鹿追高校みらい留学コーディネーター兼、寮のメンターを務めております宗雲と申します。神奈川県出身で、大学卒業後は化粧品会社に勤務し、全国各地への出張も経験しました。その後、海外で生活してみたいという思いから、オーストラリアに1年間滞在。さまざまな土地で暮らしてみたいと考えていた中で、ご縁があり鹿追町へ移住しました。
現在は生徒のリクルートや説明会での広報活動、探求学習のアシスタント、在寮生のサポートなどを行っています。町民の皆さまのご協力のおかげで、今年度は高校入試で定員以上の応募をいただきました。今後も魅力ある高校を目指して取り組んでまいります。
趣味は旅行、スポーツ観戦(バレーボール・フットサル・ラグビーなど)、釣り、ビーズアクセサリー作り、編み物です。鹿追町の魅力をもっと知っていけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

◆広報広聴推進業務 国際的な関係・交流人口創出業務
◇錦光山 雅子(きんこうざん まさこ)
前住所:東京都小平市
はじめまして。4月から地域おこし協力隊として着任しました錦光山雅子と申します。ルーツは京都、出身は東京です。20年ほど全国紙の記者として働いた後、フリーランスで編集や取材、広報支援などをしてきました。
昨夏、前職の先輩から紹介されたのが鹿追との出会いでした。その時初めて訪れた然別湖。早朝5時、カヌーを漕ぎ出した湖面に、朝靄がすっと降りてきて、胸の奥がふっとゆるみ、「この景色をこれからも見たい」と思った瞬間を、今も鮮明に覚えています。
現在は、町外への広報活動と、国際交流の調整を担うミッションに取り組んでいます。今は人と出会い学ぶ日々です。4月にはアメリカから来た中学生の体験入学を鹿追・瓜幕の2校で受け入れていただき、鹿追の方々の温かさとオープンな心に触れました。
町の皆さんと出会いを重ねながら、さまざまな形で外に発信していけたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

◆瓜幕水耕栽培ハウス業務
◇寺島 拓海(てらしま たくみ)
前住所:神奈川県川崎市
瓜幕水耕栽培ハウスに勤務しております、寺島と申します。神奈川県出身で、大学卒業後は石川県のプロフットサルチームに所属し、その後はオーストラリアでも1年間プレーしました。
現在は、鹿追町と包括連携を結ぶ「Sorpresa十勝(ソルプレーサとかち)」に所属しつつ、瓜幕水耕栽培ハウスで、野菜の栽培・出荷を行っています。
B型福祉施設「もみじ工房」の利用者さんと協力しながら栽培した野菜は、「shika vege(シカベジ)」として販売していて、売上は利用者さんの工賃となります。そのため、認知拡大にも力を入れています。野菜は町内の道の駅、Aコープ、セブンイレブンのほか、帯広地方卸売市場やとかちむら産直市場にも出荷しています。まだ手に取ったことのない方は、ぜひ一度お試しください。
趣味は旅行、スポーツ(フットサル・サッカー)、釣りです。今後も鹿追町をより元気な町にできるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

問い合わせ:企画課 企画係
【電話】66・4032