くらし 明日、しかおいに災害が起きるかもしれないから「しかおい防災のススメ」(1)

◆vol.4 あなたはいくつわかるかな?防災クイズ 編
災害は、ある日突然やってきます。
大切なのは、日頃からの「もしも」への備え。
自分のために、家族のために、地域のために。
あなたの防災力をチェックしてみよう!

Q1 ゴロゴロピカッ!雷が鳴りはじめた!特に危険な場所はどこ?
(1)鉄筋コンクリートの建物の中
(2)学校のグラウンド
(3)車の中

Q2 地震や大雨などで避難するとき、最適な履き物はどれ?
(1)スニーカー
(2)長靴
(3)サンダル

Q3 災害に備えて非常持ち出し袋に入れる飲料水。大人1人が3日間過ごすために、最低どのくらい必要?
(1)3リットル
(2)6リットル
(3)9リットル

Q4 停電でスマホが充電できない!そんな時、スマホのバッテリーを少しでも長持ちさせる工夫は?
(1)こまめに電源をオン・オフする
(2)Wi-Fiや位置情報(GPS)を切る
(3)画面の明るさを暗くする

Q5 緊急地震速報が鳴った!まず最初にすべきことは?
(1)倒れやすそうな家具を押さえる
(2)机の下に隠れる
(3)外に飛び出す

Q6 洪水や土砂災害、地震などで危険が予想されるエリアや、避難場所などの情報が書かれた地図をなんと呼ぶ?
(1)アクシデントブック
(2)ハザードマップ
(3)デンジャラスマップ

Q7 停電で電気が使えないとき、懐中電灯と「あるもの」を組み合わせると部屋を照らすランプになるよ。その「あるもの」とは?
(1)ストッキング
(2)アルミホイル
(3)ペットボトル

Q8 災害のとき、家族や大切な人に自分の無事を伝えたり、相手の安否を確認したりできる「災害用伝言ダイヤル」。その番号はどれ?
(1)119
(2)171
(3)117

Q9 車を運転中、ホワイトアウトに遭遇!もっとも安全な行動はどれ?
(1)徐行しながら進む
(2)先行車を見失わないように、車間距離をいつもより近めにとる
(3)道路脇に停車してハザードランプをつけて待つ

Q10 いざというときに命を救うAED(自動体外式除細動器)。正しいのはどれ?
(1)音声ガイダンスに従えば、誰でも使うことができる
(2)使うには特別な講習や申請が必要
(3)医師や救急隊員など、資格を持つ人だけが使える

◇防災クイズ 回答
Q1
正解:(2)学校のグラウンド
広いグラウンドのような開けた場所は、雷に打たれる危険が高くなります。
雷が近づいたらなるべく早く安全な場所へ避難しましょう。
安全なのは、鉄筋コンクリートの建物の中や車の中。車に避難するときは、金属部分に触れないようにし、必ず窓を閉めましょう。

Q2
正解:(1)スニーカー
避難時は、足をしっかり守れる靴が大切です。長靴は中に水が入ると歩きにくく、サンダルは足をケガするおそれがあります。

Q3
正解:(3)9リットル
1日に必要な飲料水は約3リットルとされています。これを3日分用意すると、大人1人あたり最低9リットルが必要です。調理や手洗いなどの生活用水は別に必要なので、家庭ではできるだけ多めに備えておくと安心です。

Q4
正解:(2)と(3)Wi-Fiや位置情報(GPS)を切る/画面の明るさを暗くする
スマホはWi-FiやGPSなどで常に電力を消費しています。これらをオフにすることで無駄な消費を減らせます。また、画面の明るさを暗くすることでディスプレイの消費電力も抑えられます。
一方で、電源のオン・オフは起動時に多くの電力を使うため、かえってバッテリーの消耗が増えることがあります。逆効果になりやすいので注意しましょう。

Q5
正解:(2)机の下に隠れる
地震発生時は、まず身の安全を確保することが最優先!机やテーブルの下など安全な場所に身を隠し、揺れが収まるまで待ちましょう。
家具を押さえたり、外へ飛び出したりする行動は危険を伴うため避けましょう。

Q6
正解:(2)ハザードマップ
ハザードマップをあらかじめ確認しておくことで、いざというときに落ち着いて避難行動がとれるようになります。ハザードマップの内容については、右記QRコードからご覧ください。また、冊子版をご希望の方は、役場町民課(【電話】66・4031)までお問い合わせください。

鹿追町総合防災ハザードブック
※QRコードは本紙をご覧ください。

Q7
正解:(3)ペットボトル
ラベルを外したペットボトルの中に水を入れ、その下から懐中電灯を当てるだけで、光が水に反射して部屋全体を明るくできます。停電の時にはぜひ活用してみてください!

Q8
正解:(2)171
「171」に電話をかけると、自分の安否を録音して残したり、家族や友人の声を聞いたりすることができます。詳細は5ページの「覚えておこう災害用伝言サービス」をご覧ください。

Q9
正解:(3)道路脇に停車してハザードランプをつけて待つ
ホワイトアウトでは視界がほとんどなく、前方や周囲の状況がつかめません。走行を続けると追突やスリップの可能性が高まり非常に危険です。
道路脇に停車し、ハザードランプなどで周囲に存在を知らせて待つことが最も安全です。

Q10
正解:(1)音声ガイダンスに従えば、誰でも使うことができる
AEDは、誰でも使えるように設計されています。電源を入れると音声で「パッドを貼ってください」「離れてください」など順番に案内してくれるので、落ち着いてその指示に従えば大丈夫です。特別な資格や申請はいりません。
「もし目の前で倒れている人がいたら、自分も使えるんだ」と知っておくことが、とても大切です。