くらし Town’s topics まちの話題

◆アートと音楽で神田日勝を偲ぶ 第33回馬耕忌
8月24日、神田日勝の命日にあわせ、その画業を偲ぶ「第33回馬耕忌」(同実行委主催・武田耕次委員長)が神田日勝記念美術館で開催され、町内外から90人が参加しました。
今年は、美術作家のクスミエリカさんを招き、9月28日まで同館で開催中の企画展「神田日勝×クスミエリカ 不在の気配、存在の痕跡」に関連した座談会やアーティストトークを実施。自身の作品制作や、神田日勝の作品から受けたインスピレーションなどについて語りました。
さらに、鹿追高校2年の松崎紅愛さんによるリコーダーのミニ演奏会も行われ、表現力豊かな音色で観客を魅了しました。

◆健康的な料理を楽しくクッキング!男性料理教室
9月3日、「男性料理教室」(町食生活改善推進協議会主催・福井保子会長、以下「食改」)がトリムセンターで開催され、町内から男性5人が参加しました。
この日の献立は、中華ちらしやきゅうりとわかめの生姜酢和えなど、野菜をたっぷり使った4品。普段不足しがちな野菜をおいしく食べられる、健康的なメニューに挑戦しました。参加者は2班に分かれて調理を進め、野菜の切り方や調味料の測り方に苦戦する場面もありましたが、食改の丁寧なアドバイスを受けながら無事に完成。
参加した男性は「日々の食生活を見直したく参加した。健康的で美味しい料理を学べて良かった」と話しました。

◆老若男女、誰もが協働するまちづくり 男女共同参画セミナー
9月6日、町民ホールにおいて「男女共同参画セミナー」(町主催)が開催され、町内外から28人が参加しました。
講師は、浦幌町出身で株式会社グロッシー代表取締役の北村貴さん。北村さんは、地域課題解決に取り組む中間支援団体「十勝うらほろ樂舎」での活動など、自身の経験を振り返りながら、人口減少が深刻な地方において「女性に選ばれるまちづくり」が重要であると強調しました。
セミナー後半では、無意識のうちに生まれる偏見「アンコンシャス・バイアス」について、具体的な事例を交えながら解説。参加者は自らの考え方や感じ方を見つめ直し、偏見を意識する貴重な機会となりました。