くらし まちの動き-最近の新得のことをお伝えします-

◆新得・屈足消防団が消防演習を実施
5月20日、新得消防団の消防演習が新得消防署庁舎駐車場で行われ、団員34人が出動しました。また、5月28日には屈足消防団の消防演習が屈足分遣所車庫前で行われ、団員32人が出動しました。
屈足消防団の演習では、ポンプ操法訓練や小隊訓練などが行われ、消防車3台による一斉放水も披露されました。
新得消防団は、演習終了後に控える創設110周年記念式典の都合により、例年より短縮した内容での実施となり、服装点検や小隊訓練などが行われました。演習には浜田町長も出席し、「地域の安心・安全、そして災害のないまちづくりのため、今後も尽力をお願いしたい」と述べました。
各消防団の演習後には、勤続年数や出動回数に応じた団員の表彰が行われました。表彰内容は以下の通りです。(敬称・階級略)
※詳しくは本紙をご覧ください。

◆新得・屈足消防団が準無火災表彰を受章
5月22日、公益財団法人北海道消防協会十勝地方支部 支部長より、新得消防団および屈足消防団が「準無火災表彰」を受章しました。この表彰は、人口規模に応じて定められた無火災期間中に、火災の発生が1件以下であった消防団に贈られるものです。新得消防団は12ヶ月、屈足消防団は24ヶ月の期間で火災を1件以下に抑えたことが評価されました。
新得消防団は令和2年度に受章した準無火災表彰以来5年ぶり、屈足消防団については、令和4年度の無火災表彰以来の受章となります。

◆施設見学会を開催しました
5月30日、町内の施設を見学し、町の施策について理解を深めていただくことを目的とした、施設見学会を開催しました。当日は15名の町民の皆さまが参加し、地域交流センターとくとくとサホロクリニックの2施設を見学しました。
各施設の見学後は、町役場にて町長との懇談会が行われ、参加者の皆さんからさまざまなご意見・ご要望が寄せられました。
いただいたご意見の内容については、広報しんとく8月号でご紹介する予定です。

◆野菜摂取量の測定器を導入しました
手のひらをかざすだけで野菜の摂取量が確認できる機器「ベジチェック」を導入しました。
保健福祉課が町民を対象に行った令和5年度のアンケートや、特定健診時の食事調査の結果などから、町民のどの年代でも1日あたりの野菜摂取量が不足していることが分かりました。
今後、野菜摂取レベルと推定野菜摂取量の測定が可能な「ベジチェック」を活用し、糖尿病等の生活習慣病予防のため、1日の望ましい野菜摂取量の普及啓発に取り組んでいきます。

11月13日(木)まで町保健福祉センターなごみ(毎週水曜日10:00〜12:00)と屈足支所(毎週木曜日10:00〜12:00)でベジチェックの測定ができますので、ご希望の方は職員にお声掛けください。

◆佐藤副町長が辞任
佐藤博行副町長が6月20日をもって辞任されました。
佐藤氏は令和3年8月11日より副町長を務め、町政の推進や地域の課題解決に尽力してきました。
長年にわたるご尽力に心より感謝申し上げます。

◆地域おこし協力隊 髙橋さん着任
新得地鶏飲食事業・店舗振興推進員として、髙橋優芽さんが6月1日付けで委嘱されました。
町内飲食店「S/uno(エスウーノ)」で勤務を開始する髙橋さんは、「新得地鶏のさらなる認知拡大や、消費促進を目指し、普及に向けて取り組んでいきたいと思います」と話しました。

◆化製プラント新築工事 地鎮祭
5月23日、狩勝産業株式会社敷地内で、サホロ畜産事業協同組合の化製プラント新設に先立ち、地鎮祭が執り行われました。当日は工事関係者約40名が出席し、工事の安全と無事完成を祈願しました。
今回建設する化製プラントとは、病気や事故などで死亡した牛を適切に処理し、油脂などの資源として有効活用するための施設です。