- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新得町
- 広報紙名 : 広報しんとく(令和7年7月号)
今年度の4月より新得中学校で教員として勤務している、稲垣漱太さんにインタビューしました!
稲垣 漱太(いながき そうた)さん
新得中学校 教諭
●教員を目指したきっかけを教えてください。
中学生のときに出会った音楽の先生の影響が大きかったです。入学当初に吹奏楽部へ誘っていただき、音楽の楽しさや表現することの面白さを教えてもらいました。その経験から、自分も音楽を通じて子どもたちに「表現する楽しさ」を伝えたいと思うようになり、教員を目指しました。
●現在の業務内容を教えてください。
全学年の音楽の授業を担当しているほか、特別支援学級での一部指導も行っています。また、吹奏楽部の顧問も務めています。
●仕事の中で心がけていることはありますか?
生徒たちの「自己有用感(自分が役に立っているという感覚)」を育むことを大切にしています。そのために、結果だけでなく過程をしっかり評価するようにしています。また、学校生活の中で一人ひとりが役割を持ち、自信を持って活動できるようにサポートしています。
●仕事のやりがいや、苦労している点を教えてください。
授業の準備にはかなり時間がかかります。大学時代に学んだ授業構想を元に取り組んでいましたが、実際に教えてみると、生徒の反応に合わせた授業づくりが必要だと感じるようになりました。その分、音楽が苦手だった生徒が授業を通じて「音楽って楽しい」と思ってくれた時には、大きなやりがいと喜びを感じます。
●新得町に赴任し、どのような印象を持ちましたか?
地域と学校とのつながりがとても強い町だと感じました。吹奏楽部として地域のイベントに出演させていただいた際には、地域の皆さんが温かく見守ってくださり、保護者の皆さんにも多くのご協力をいただきました。子どもたちの活動に対して、地域全体で支えてくださる雰囲気があり、とても心強く感じています。
●休日の過ごし方や趣味を教えてください。
ランニングをしたり、温泉巡りを楽しんだりしています。出身は札幌なので、これから新得町や周辺の温泉地をたくさん巡ってみたいと思っています。
●今後の意気込みを教えてください。
授業を通じて、音楽を好きになってくれる子どもを増やしていきたいと思っています。また、吹奏楽部の活動を通じて地域とのつながりを深め、新得町を音楽でさらに盛り上げていけるよう努力していきます。