くらし 新得消防団 初優勝

◆小型ポンプ操法で全道大会初優勝
7月18日、江別市の北海道消防学校で開催された「北海道消防操法訓練大会」において、新得消防団(高橋浩一団長・団員46人)が、十勝代表として小型ポンプ操法の部に出場し、見事初優勝を果たしました。十勝管内勢としては、平成29年の上士幌消防団以来の快挙です。
小型ポンプ操法は、消防技術とチームワークの完成度が問われる競技で、小型動力ポンプからホース3本を連結して約70メートル先の火点標的を倒すまでの所要時間とともに、規律、節度、敏しょう性などが審査対象となります。
新得消防団の出場隊は、指揮者・宮脇丈弥さん、1番員・石田友亮さん、2番員・百瀬雄二さん、3番員・若杉真吾さん、補助員・清野陽一さん、補欠・石川太基さんの6人。12消防団・72人の精鋭が集う中、標的を倒すまでのタイムは最速の42秒を記録、総合得点では100点満点中90点を獲得し、栄えある優勝旗(日本消防協会長賞)を手にしました。
日々の訓練と団結力の賜物である今回の成果は、町民の安全を守る消防団の誇りと力強さを、改めて示すものとなりました。