くらし まちづくりレター〜寄せられたご意見と町からの回答を要約して掲載します〜

◆[ご意見]合葬墓について
現在の超高齢社会や今後の多死社会を見据えると、合葬墓の整備はますます重要になると考えます。特に、身寄りのない方の遺骨の埋葬先は、大きな社会的課題となっており、私自身も成年後見人として、その現実に直面しています。
そのようなことから、合葬墓の形として「樹木葬による合葬」も検討していただきたいと思います。ドイツでは森林を活用した樹木葬が行われており、森林保護の有効な手段として研究されています。
新得町でも、広報9月号で紹介されていた「Jークレジット制度」に見られるように、森林保護の取り組みが進められていることは非常に心強く、この方向性と樹木葬の考え方は親和性が高いと感じます。
森林資源の豊富な新得町だからこそ、「亡くなっても森林の中で安らかに眠れるまち」という、新たなまちづくりの一環として、樹木葬を位置づけることができるのではないでしょうか。

▽お答えします
合葬墓や樹木葬の設置については、関係機関との調整や管理等の問題があり、また民間で合葬などの対応をしてくれるところもあることから、現時点では町が合葬墓や樹木葬を設置することは考えていません。(町民課)

◆[ご意見]グラウンドの整備について
新得小学校グラウンドに雑草がはびこっており、見た目が悪いだけでなく、体育の授業にも支障が出ているのではないでしょうか。また、子どもたちが遊んでいて草で滑ったり、つまづいたりする危険もあると思います。除草など適切な管理をして、きれいなグラウンドにしていただきたいです。

▽お答えします
学校や学校の公務補業務を委託している業者へ伝え、グラウンドの草の除去を実施し、現在も作業を継続している状況です。今後もグラウンドだけでなく、学校敷地内の草刈りも引き続き実施します。(学校教育課)