- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道清水町
- 広報紙名 : 広報Shimizu 2025年6月号
清水町では、消防隊員や消防団員のみなさんが、火災からまちを守ってくれています。
自身の職業として、地域を守ることを選んだ消防隊員のみなさん。
本業を持ちながら、消防隊員と一緒に地域を守っている消防団員のみなさん。
どのような想いで、火災からまちを守ることに向き合っているのかを、お聞きしてきました。
■災害の少ない笑顔あふれる町に―
清水消防署庶務1係長
平方 勝さん
消防職員の使命は、地域のみなさんの生命・身体・財産を守ることです。出動現場では一分一秒を争う緊迫した状況に直面することもありますが、みなさんと大切な家族、財産を守れるよう、日々訓練に励み、消防団や近隣消防署と連携を図りながら尽力しています。
清水町は、町の規模からすると火災が多いのが現状です。防ぎようのない災害もありますが、不注意などの人的要因が多いのも事実です。自分や家族、財産を守るため、みなさんに「安全」の意識をもっていただき、災害の少ない笑顔あふれる町になれば良いなと思っています。
■人の命を助けることに憧れて―
清水消防署警防1係員
佐々木 舜さん
わたしが消防士を目指したきっかけは、人の命を救う仕事に就きたいと思ったからです。消防士は誰よりも早く現場に駆け付け、人の命を助ける仕事です。自分の命を懸けて人の命を助けることに憧れて、消防士を目指しました。
そして、今まで清水町で育ちお世話になってきたので、次はわたしが清水町に貢献したいという想いから、今年4月に清水消防署に入りました。まだ仕事に慣れず、消防士として半人前ですが、経験したことをたくさん吸収して、地元の清水町民のみなさんに安心と安全を届けられるよう頑張ります。
■地域の消防団は、無くてはならない存在
清水消防団は毎月1日と15日の13時から、御影消防団は毎月1日6時と15日19時から、それぞれの地域で定期訓練を行っています。
主には、万が一の火災に備えて放水する訓練や、消防車の機械器具点検などを行います。消防団は火災があれば出動するので、団員全員が普段から懸命に訓練しています。
火災のときに人手が必要な場合、地域の消防団は無くてはならない存在だと、わたしたちは思っています。しかしながら、少子化に伴い、両団ともに団員が減っています。少しでも消防団に興味がある人を探していますので、地域の安全安心のため、町民のみなさんにはご協力をいただけたらと思います。
また、地域の消防団として、町民のみなさんには、火災への意識を高めて、日々を過ごしてもらいたいです。
(秋島 清水消防団長・赤堀 御影消防団長)
■地域を守る一員になりたいと思ったあなたへ―
◇消防団員を募集しています‼
消防団員は、本業を持ちながら、地域の火災や災害時に駆け付け、消防隊員と一緒に地域を守っています。清水消防団は42名、御影消防団は34名の20~60歳代が活動しています。町に居住または勤務する18歳以上の人の応募をお待ちしています。あなたも地域を守る一員に加わりませんか?
◇御影消防団
増永 竜弥さん
職場の先輩から消防団についてお聞きして、共助を実践している方々だと感じました。自分自身も災害に備えることを学びたいと思って入団しました。日々の仕事もしながら時間を作って訓練していますが、いざというときのために、訓練は欠かせないものだと感じます。今年入団したばかりなので、先輩団員の姿を見習っていきたいです。
問合せ:
・清水消防署庶務1・2係【電話】62・2519
・御影分遣所【電話】63・2212