子育て イマドキ子育て

今月号から『イマドキ子育て』の連載を始めます。タイトルにある通り、現在、子育て真っ只中の保護者の方のお話を紹介していきます。
第1回目は、1年間の育児休業を取得したお父さん「もいもいさん」のお話です。

職場の理解と協力を得て、こどもが生まれて約1か月後から1年間育休を取得しました。育休を取得した理由は、我が子の成長を間近で毎日見たかったからです。まだこどもが生まれる前、メディアなどで「男性の育児休暇」に関する情報を見て、率直に「いいな」と思っていました。もちろん、1年間休職することへの不安はありましたが、妻から「是非、お願いしたい。取ってほしい」と言われたことが大きく、その言葉が自分の気持ちを後押ししてくれました。ちょうど年度変わりの時期と出産のタイミングが重なったことも、1年という期間、取得しやすかったのかもしれません。時期がずれていたら難しかったかなと思います。
実際、育休を取って良かったことは、やはりこどもの成長を妻と一緒に見られることです。特に、乳児期はたった一日でも大きな成長を見せてくれるので、その瞬間を妻と共有できる喜びは大きかったです。また、こどもの体調で気になることがあったとき、病院へ行くべきか、どうするのかその場で2人で話し合えることができました。一人がこどもを見ている間にもう一人が情報等を調べたり、受診準備をするなど、分担できたことも良かったです。他にも、一人では心配だったり、不安だったりすることも、二人だったから心強かったです。
まだまだ「こどものことは、お母さん」という風潮があると思います。しかし、お父さんが「二人のこどもだから、二人で育てていく」という自覚を持つことが大切なのではないかと思います。もしかしたら、育休を経験したからこそ感じることなのかもしれません。
(次号に続きます)

問合せ:子育て支援課子育て支援係
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