健康 健康コラム第1回「フレイル予防で健康長寿」

■フレイルって何?
フレイルとは、加齢によって身体・精神・社会的機能が低下した状態であり、「疲れやすい」「気力がわかない」等の変化が現れてきます。健康と要介護の中間の状態であり、そのまま放置しておくと要介護状態へ進むことが多いと言われます。しかし、フレイルに早く気づき、正しく介入(治療・予防)をすることで元の健康な状態に戻る可能性があります。

■プレフレイル(フレイル予備群)になっていませんか?(運動編)
□15分間、続けて歩くことが難しい
□ここ1年間で転んだことがある
□歩く速さが以前よりも遅くなった
□外出は週1回未満だ

■フレイルを予防する3本柱
▽栄養(口腔)
バランスの良い食事で筋肉や骨を大切に育てましょう。お口の機能(飲み込む力、噛む力等)維持も全身の健康に繋がります。

▽身体活動
週2回以上、30分以上の運動習慣が大切です。今より10分多く動いてみましょう。
(注)筋肉量は40歳台から低下します。働き世代から運動量の確保は大切です。

▽社会参加
フレイルの最初の入り口は「社会とのつながり減ること」が多いです。家族以外の人と定期的に会いましょう。ボランティア活動や趣味活動等に積極的に参加し、自分に合った活動を見つけることが大切です。

■介護予防教室に参加しませんか?
頭と体を動かし、仲間と楽しく参加することで、フレイル予防につながります。一人だと難しい運動も、継続するモチベーションになります。送迎付きの教室もあり、交通手段がない方も安心して通えます。いつでも見学・体験を受付中です。
※対象…65歳以上かつ要介護認定者を除く

▽教室参加者の声
・無理のない運動で柔軟性や筋力つき、体が楽になった
・友達ができて楽しい
・外出の機会になる

問合せ:高齢者支援課介護予防係
【電話】62-9724(窓口1階3)