- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道芽室町
- 広報紙名 : すまいる 令和7年5月号
■ホットボイス/アウトドア・アクティビティ拠点施設の整備に関して
(1)芽室公園内への「アウトドア・アクティビティ拠点施設」整備に反対。
先日の一部新聞報道にあった内容だが、町が周知していない内容が多々あり、整備想定地も今回知った。運動広場の低利用率が示されているが、年間利用数の考え方が年間というのはおかしく、降雪などの冬季は当然使えないことなどが加味されていない。利用者が少ないからではなく、南多目的運動公園への統合とは言うが、遠くなる方々への移動保障はどう考えるのか。じゃがバスでも走らせるのですか?町民に何が必要か。いま一度考える必要があると感じました。ですので私は芽室公園内への「アウトドア・アクティビティ拠点施設」整備に反対します。
(無記名)
(2)芽室公園の件ですが…新聞記事で町民の方の反対意見がありましたが、意見としてはいいと思います。
でも私はソフトボールをしませんし、グラウンドも使いません。あれを何人の人のために何の利益も生まない土地にするのと、120万人の会員がいる某アウトドアメーカーが進出するのと、総合的判断は必要です。私は開発に大賛成です。ということは1対1の意見です。
100%賛成はないので、総合的なメリットを追求していくべきです。
それができなければ、すべて何もできません。とはいえ、数人のデメリットを大切にはします。それで100年先の芽室町はあるのですか?もちろん高齢の人の意見も大切です。
でも、若い人たちの声も大切だと思います。未来の芽室町のために!
(50代女性)
▽答えます
アウトドア・アクティビティ拠点施設の候補地である芽室公園運動広場につきましては、今後の社会体育施設の再整備、再配置に関する方向性を定めた「芽室町社会体育施設等再整備構想」(令和2年1月策定)において、令和8年度までにソフトボール場は南多目的運動広場への統合、サッカー場の候補地とすることを基本方針としており、アウトドア・アクティビティ拠点施設の整備を目的として運動広場の再整備、再配置を決定したものではないことをご理解ください。
そのうえで、町では芽室公園再整備構想の策定(令和6年度~7年度)にあわせて、公園における民間活力活用の手法の1つであるPark-PFI(公募設置管理許可制度)の活用の可能性を検討し、民間事業者との対話(サウンディング調査)を行った結果、アウトドア・アクティビティ拠点施設の設置場所として運動広場が望ましいとの意見をいただいたことから、候補地として定めたところです。
公園における民間活力の活用(Park-PFI)は、民間事業者と連携し、町財政の負担を軽減しつつ、公園にこれからの時代にあった新しい役割を与え、公園を含むまちなかに新たな魅力をつくり、町民の皆さんや町外からの新たな誘客、町内外からの消費の取込み、消費喚起による地域内経済循環や町内事業者への波及効果など、今後のまちづくりに大きな効果が見込まれることから、導入を検討しています。
少子高齢化、人口減少が進むなか、保健・医療・福祉や教育、生活インフラの整備と同様に、持続的な地域づくりに必要な地域内経済循環や元気な商店街づくりにつながる地域経済の活性化、産業振興は重要な取組であり、これらをバランス良く進めることで、地域の活力を維持し、住みたい、住み続けたい町になっていくものと考えており、将来に向けたまちづくりの1つとして取組を進める考えでありますのでご理解願います。
なお、現在の利用団体の皆様とは、引き続き、運動広場から新たな活動場所への移転や施設整備について協議を行う考えです。
(魅力創造課(Park-PFI担当))(環境土木課道路公園管理係)(生涯学習課スポーツ振興係)