健康 町長室から 芽室町長手島旭

『熱中症に注意しましょう!』
7月に入り、広報誌発行の時点でも暑い日が続いていることと思います。この原稿を作成した6月25日の最高気温予想は32℃、10時現在でも29.6℃となっております(苦笑)
朝晩の気温は少し下がりますが、もう「北海道は涼しい」という印象もなくなってきているここ数年の状況ですね。帯広測候所のデータでは、帯広の年平均気温は100年あたり約2.0℃の割合で上昇(2023年データ)、北海道(225地点)における1時間降水量30mm以上の年間発生回数は、1980年代の約1.5倍に増加しているとのこと。
このデータだけではイメージがつかないかもしれませんが、明らかに気温が上がり、降水量、特に短期的な強い雨の降る回数が増加しています。これから水害が発生しやすい季節になりますので、そちらも十分注意したいところです。
さて、このような暑さが続くとまず心配になるのが「熱中症」です。十分な水分補給、長時間の外での活動を避けるなどの自己管理をお願いしたいのですが、町の対策として役場庁舎、保健福祉センター、めむろ駅前プラザ、中央公民館、図書館を「クーリングシェルター」として指定し、開放していることをご存じでしょうか?詳細は広報誌「すまいる6月号」に掲載しておりますが、特にお宅にエアコンがないご家庭の方には是非ご活用いただきたいと思っております。その他、対象機器の規格要件はありますが、エアコン設置への助成も実施しておりますので、環境土木課までお問い合わせください。個々の対応と公共の支援もご活用いただき、暑い夏を乗り切っていただきたいと思います。また、暑さにお困りのお知り合いの方にも広くお伝えいただければありがたいです。