- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道芽室町
- 広報紙名 : すまいる 令和7年7月号
■ホットボイス/最近のホットボイスについて思う事
最近のホットボイスは役場や病院や公共の施設、特にプールのクレームがたくさん載っています。
中には同じ人が何度も載せているんだろうな、と思うものもありホットボイスは何のためにあるんだろうと疑問に思うようになってきました。
ホットボイスの本来の在り方は、まちづくりへの提案・提言で、誹謗中傷や同一人が同じ内容(類似含む)は回答しないとあります。また、どんな意見もホームページに掲載しているようですが厳選して載せているのですか?意味不明や解読不可のものは載せないとありますが時々読んでも理解できないものがあります。投稿者はホームページに載ったことで、声が届き多くの人の目に触れ満足かもしれませんが、本来の趣旨からはずれていませんか?
近年『カスハラ』という言葉をよく耳にしますが、どこからがカスハラでどこまでが意見や苦情なのか判断は難しいところです。人に因って感じ方も違うし、クレームを言っている人も自分カスハラにあたる言動をしている自覚はないでしょう。
1人1人が自身の言動に責任を持ち他人の気持ちを思いやって行動してほしい。
『カスハラ』が社会問題となっている現代に、ホットボイスがそれを助長してしまう場にならないでほしいと思っています。
(無記名)
▽答えます
ホットボイスは、町民が気軽に行政に対する意見・提案などを届けることができる制度として運用しているもので、町民の意見をまちづくりの課題解決や役場内の業務改善につなげること、また、町民と行政のコミュニケーションツールとして信頼関係構築の役割を発揮すること、さらに、町民の声を政策へ進化させる機能へ発展することにより、町民のまちづくりへの参加を実現することを目的としている制度です。
いただいたホットボイスは、町民の意見と町の回答を公開することにより、まちづくりへの関心を高めるきっかけとするとともに、同じ疑問や不安を抱えている方への説明の場とすることを目的として、全件ホームページで公開し、総合情報誌すまいるにおいても毎月数件を掲載していますが、意味不明なものや読解不可のもの、特定者への誹謗・中傷、同一人で内容が同じもの等はホットボイスとして取り扱わないものとしています。
幅広くご意見をいただきたいことから、記名、無記名問わず意見を受け付けていますが、ホットボイスに限らず「無記名での投書」は匿名性が確保されるため、率直なご意見やアイデアをいただきやすい一方で、無責任な意見や非建設的な意見、単なる批判や誹謗・中傷等が増える傾向にあることは否めず、近年、それらは増加傾向にあるものと認識しています。
そのような状況も踏まえ、ご意見のとおり、ホットボイス本来の在り方、趣旨を鑑み、目的から逸脱しない範囲での制度の見直し等も検討してまいります。
(政策推進課広報広聴係)
■ホットボイス/誹謗中傷に類するホットボイスが読んでいて不快
投稿の中には、個人が特定されるであろう誹謗中傷に類するものも見受けられ、読んでいて不快に思う時があります。
そのような投稿は、投稿者には事情を説明するなりして掲載しないよう望みます。
(60代男性)
▽答えます
このたびはご不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありません。いただいたご意見が意味不明なもの、読解できないもの、特定者への誹謗・中傷であるもの等で、連絡先等が書かれている場合においては、投稿者に連絡し事情を説明しているところですが、無記名かつ連絡先の記載も無い場合には連絡手段が無いことから、連絡をせずに取り扱わないものとしています。
今後も基準に基づき、ホットボイス制度の趣旨を実現し、目的が達成できるよう取り組んでまいります。
(政策推進課広報広聴係)