- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道芽室町
- 広報紙名 : すまいる 令和7年7月号
■芽室版書かない窓口「楽らく窓口」の現在地
1階の住民窓口での手続きには、転入等の異動の手続き、ご家族等が亡くなられた際のおくやみの手続き、そして、普段の諸証明の取得の手続きと大きく分けて3種類の手続きがあります。
令和5年度から、少しずつ確実に取り組みを進めてきた現在地について、中心となる住民税務課に話を聞きました。
▽「楽らく」の範囲拡大中!
令和5年度に職員が実際にお客様役を担い、窓口での手続きを体験する「窓口体験調査」を行いました。
この調査によって、名前や住所を書く回数の多さ、待ち時間の長さ、いろいろな窓口に出向かなければならない大変さなどを実感し、これらの不便さをどう解消するかという観点で取り組んできました。
現在、次のような取り組みを実践しています。
・番号発券機を作成し、お客様の手続き内容を役場側が把握。
・3つに分かれていた諸証明の申請書を1つに統合。かつ、町民の方の諸証明の発行手続きでは、申請書に記載せず、窓口で口頭でのやりとりと身分証明書の提示により署名のみで発行が可能に。
・おくやみ手続きでよく行われる約10の手続きの申請書の記載を省略し、お客様には内容の確認のみに。
・おくやみでの申請書の記載省略のノウハウを転入等の異動の手続きにも応用し、申請書の記載回数を軽減。
・諸証明の手数料の支払いをキャッシュレスにも対応。現金の場合も、自動釣銭機で素早く対応。
・諸証明のコンビニ交付を開始。全国どこのコンビニでもマイナンバーカードがあれば諸証明が発行可能に。しかもコンビニ交付なら手数料を軽減。
・コンビニ交付導入から半年、6月末に役場の自動交付機を廃止(窓口でも引き続き証明書発行は受け付けていますが、休日や時間外はコンビニ交付をご利用ください)
▽今後の展望
これまでの取り組みは、体験調査で実感した「利用者の皆さまの利便性向上」をベースに、自分たちの業務の効率化も念頭に取り組んだものです。少しずつ内製で取り組んできて私たちも効果を実感しています。
今後は、来庁者の方がさらに「楽らく」になるよう、記載回数を減らす対象手続きの拡大、楽らく窓口を継続して提供するための仕組みを検討していきます。
問合せ:政策推進課DX担当
【電話】62-9721(窓口2階7)【E-mail】[email protected]