健康 【健康】未来の健康を守る~禁煙のすゝめ~

こんにちは保健師です

健康は毎日の生活を支える大切な土台です。しかし喫煙は、その土台を揺るがすリスクとなります。本町の喫煙率は20~39歳の男性で30.3%から50.0%と大幅に増えていることがわかりました。女性では若年層の喫煙率は減少したものの、40歳以上では増加傾向と全国・全道平均を上回る結果でした。
喫煙により、喫煙者本人の肺がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)、心臓病、脳卒中などのリスクを高めることが知られていますが、ほかの人の副流煙を吸い込むこと(受動喫煙)でも同様のリスクが指摘されています。また直接的に副流煙を浴びるだけではなく、換気扇下での喫煙や別室などで吸う場合にも、喫煙者の吐く息や衣服、壁や家具に付着したものからの受動喫煙が生じています(三次喫煙)。
近年では、加熱式たばこや電子たばこなどの新型たばこを利用した喫煙が増加しています。新型たばこは喫煙のハードルが低くなりやすく、特に若い世代が喫煙を始めてしまうケースが増えています。紙巻きたばこと同等、もしくはそれ以上の有害物質を含み、長期的な安全性は解明されていません。喫煙頻度の増加や習慣化につながる恐れがあり注意が必要です。
喫煙は自分のみならず、周りの人の人生に影響を及ぼします。高い依存性からやめることがすんなり行かない場合も多いでしょう。しかし禁煙は「未来への投資」であり、「健康のプレゼント」です。自分と大切な人のため、吸わない選択をしませんか。

問合せ:保健福祉課健康推進係
【電話】485-1000