健康 〔ヘルスチェック〕羅臼町の住民の動きをお知らせします~人口動態から町の健康を考える

一定の期間の人口の変動を人口動態と言い、医療や保健などの対策を考えるための資料としています。「出生」「死亡」「結婚」などが人口の変動の要因になります。羅臼町では人口減少が町の課題になっていることから、皆さんに全体の状況をお知らせします。
令和6年の1年間の「出生」は9人でした。人口1,000人当たり2.2人が生れていることになります。全国は6.0、北海道は4.8で、羅臼町では子どもが生まれていない状況です。「死亡」は60人でした。死亡率は人口1,000人当たり14.4です。全国は13.0、北海道は14.9です。北海道より死亡率は少しだけ低いものの、全国の中で北海道の死亡率は高い方から20番目であるため、羅臼町の死亡率も高いことがうかがえます。出生が少なく、死亡率が高いことでも人口が減少する要因となります。
「死亡」という状態は誰にでも訪れますが、生活習慣病が重症化して死亡に至る「予防できる死亡」は減らすことが可能と言われています。予防できる死亡を減らし、健康寿命を延ばして、町にとって大切な住民を失わないよう、健診等を行っていす。皆さんもぜひこの機会を活用ください。

お問合せ先:保健福祉課
【電話】87-2161