くらし 海と、森と、人がつなぐ。

わたしたちの暮らす知床は、流氷から始まる海・川・森の生命のサイクルがもたらす、豊かな恵みの地です。
雄大で原生の大自然と、個性的で貴重な動植物が暮らしており、そこには、いつも人の営みがありました。
その知床が国立公園となったのは昭和39年6月1日のことで、昨年で「国立公園指定60周年」を迎えました。
また、平成17年には世界自然遺産に登録もされ、今年で「世界自然遺産登録20周年」を迎えます。
この「顕著で普遍的な価値」を始めとする知床ならではの価値を再認識し、その保全を図るとともに、感動と学びを享受できる良質な自然体験の創出と、これらを持続可能に実施するためのルールやリスク管理について広く発信するため、羅臼町・斜里町・北海道・林野庁・環境省の5機関は実行委員会を組織し、「海と、森と、人がつなぐ。」をテーマに、令和6年4月から令和8年3月までの2年間を周年記念期間として各種事業に取り組んでおりますので、ぜひともご参加願います。

■知床国立公園60周年・世界自然遺産20周年記念事業
▽知床世界自然遺産登録20周年記念シンポジウム
知床が平成17年7月17日に世界自然遺産に登録されて20周年を迎えることから、これを契機として多様な識者や関係者が集い、知床ならではの価値を再認識するとともに、これからの知床について語り合い、発信するシンポジウムを開催します。
開催日:令和7年8月31日(日)
時間:14時~17時(時間は予定)
場所:ゆめホール知床文化ホール(斜里町)
参加費:無料
内容:基調講演やパネルディスカッションなど

▽NHK「知床・大いなる自然の世界」スペシャル上映イベント
NHKアーカイブスから蔵出しした「知床」がテーマの番組をダイジェストで上映し、ゲストによるトークを交えた、知床の魅力を探る番組です。
開催日:
・令和7年6月15日(日)
(場所 羅臼町民体育館らうすぽ)
・令和7年6月22日(日)
(場所 ゆめホール知床)

▽SHIRETOKO Adventure Festival 2025
知床世界自然遺産登録20周年を記念し、羅臼・斜里の両町で2日間に渡って実施される様々なイベントへの参加を通じて、知床の自然保護と利用のバランスを考える機会とします。
開催日:令和7年9月6日(土)~9月7日(日)
時間:終日(時間は予定)
場所:羅臼オートキャンプ場(羅臼町)
知床自然センター(斜里町)ほか
参加費:一部有料
内容(予定):
・1日目知床の特産品ディナーand焚火トーク
・2日目知床の特産品を使用した朝食ほか

▽ポケモンピカピカ団in知床
未来の子どもたちに豊かな環境を残し続けるために、ピカチュウといっしょにまちをピカピカにするイベントです。
開催日:令和7年6月22日(日)
場所:知床羅臼ビジターセンター

▽映画「地の涯に生きるもの」上映会
羅臼を舞台にした戸川幸夫作「オホーツク老人」を森繁久彌主演で映画化し不朽の名作「地の涯に生きるもの」を上映いたします。
開催日:令和7年6月22日(日)
場所:羅臼小学校
※時間など詳細は後日お知らせいたします。

お問合せ先:産業創生課
【電話】87-2126