健康 3月13日は世界腎臓デー

■大切な腎臓を守るためCKD(慢性腎臓病)を予防しよう

◇腎臓の働き
腎臓は腰の辺りに2個ある、そら豆のような形をした握り拳くらいの大きさの臓器で、老廃物を尿として体の外に出す、血圧を調整する、血液を作るホルモンを出す、骨を健康に保つなどの働きをしています。

◇CKD(慢性腎臓病)とは
腎臓に障がいがある状態または働きが低下した状態が3か月以上続く病気で、発症・進展のリスクとして、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病との関連が指摘されています。
初期は自覚症状がほとんど無く、貧血、むくみなどの症状が現れた時には重症化している可能性があります。

・患者数は、令和6年推計で約2千万人 成人の5人に1人
・心筋梗塞や脳卒中など命に関わる病気の発症リスクが高まる
・腎臓の働きの低下が進み腎不全になると透析が必要になる場合も

◇CKD(慢性腎臓病)のリスクをチェックしよう
・高齢者
・たばこを吸う
・家族に腎臓病のかたがいる
・糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病がある
・健診などでタンパク尿が見つかったことがある

CKDの予防には禁煙、十分な睡眠といった生活習慣の改善、血圧管理、尿検査などが大切。CKDを予防・早期発見するため、家庭での血圧測定、定期的な健診受診など、できることから始めてみましょう!

問合せ:健康づくり推進課
【電話】017‒718‒2912