- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県青森市
- 広報紙名 : 広報あおもり 令和7年3月号
■「メタボになったら試してほしいこと」
寄稿:田澤 康明さん(たざわ生活習慣病クリニック 院長)
メタボリック症候群(メタボ)は生活習慣病の代表的な状態で、内臓脂肪蓄積により高血圧、脂質異常症、耐糖能異常などが引き起こされます。内臓脂肪を減らすこと、つまり体重を落とすことが根本的な治療になりますが、それを簡単にできる人はほとんどいません。それは今までの習慣を変える必要があるからです。新しい習慣を身に付けるには半年程かかりますので取り組むものは簡単でなければなりません。
そこで勧めたいのが「体重の記録」です。
毎朝パジャマを着たまま体重計に乗って記録してください。排尿後で朝食前がお勧めです。測って記録するだけですが、体重が「見える化」されることでいずれ行動も変わってきます。
体脂肪は簡単に増えたり減ったりしません。脂肪1kg分は7,200kcalもあり、歩くなら100kmに、食事なら4・5日分に相当します。日々の体重変動の多くは食事、塩分、水分によるものです。脂肪の変動は月単位でみていくものなので、記録が必要なのです。脂肪を減らすには毎日少しずつでもカロリーを削るしかないのです。
体重を記録する習慣は負担が少なく効果的です。メタボと言われた人だけではなく体重に悩む多くの人に取り組んでいただけたらと思います。
問合せ:青森市医師会
【電話】017‒777‒1501