- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県青森市
- 広報紙名 : 広報あおもり 令和7年4月号
■「いま、スマホの問題を考えよう」
寄稿:村上 拓也さん(芙蓉会病院 院長)
自分はスマホに依存していないと誰もが思っています。でも、本当にそうでしょうか。どんな時でもスマホを肌身離さず持ち歩き、スマホを忘れて外出した際には気になって仕方がない。家にいる時はいつもスマホを見ている。家族と会話するよりスマホ。ちょっと、自分を見つめなおしてみましょう。
・X(旧ツイッター)やフェイスブックでほかの人とのやり取りを見逃さないために絶えずチェックしていませんか?
・思っていたよりも長い時間使ってしまうことはないですか?
・スマホを使っているときに、手首や首の後ろが痛くなることはないですか?
・スマホを使っていない時、スマホのことが頭をよぎりませんか?
・スマホがないと不安になったりイライラすることが、あったりしませんか?
・周りの人から、「スマホを使いすぎじゃない?」と言われたことはないですか?
・スマホ使用を優先して、予定していた事をしなかった、ということ、今までないですか?
・スマホ使用のため、仕事や勉強になかなか集中できない、ということはないですか?
ちなみにこれらは、スマホ依存の判断基準の一部なんです。“依存”とまではいかなくても、ドキッとしたかた、意外と少なくないと思われます。
今、ここで大事なのは「一度立ち止まって考える(自分をかえりみる)」ことなのです。何か一つでも気付くことがあったとしたら、それは変化の始まりなのですから。
問合せ:青森市医師会
【電話】017‒777‒1501