健康 健康だより

■「高血圧」について知ろう その2

▼高血圧によるさまざまな障害
∼放置すると心臓や血管、ほかの臓器にも障害をきたします∼

■動脈硬化の原因としてもあげられる高血圧
(1)動脈硬化は、ゆっくりと進行する
血圧が変動するたびに臓器に送られる血液の量が変化します。それを調整しているのが細い動脈(細動脈)です。血圧の上昇が一時的であれば、血管変化はありませんが、高血圧が続くと、細動脈の壁が厚くなり動脈硬化がおきてきます。細動脈の状態は眼底検査でわかります。

(2)進行すると臓器障害をおこす
細動脈は、臓器が傷まないようにじっとこらえています。いよいよ、耐えきれなくなってくると、太い動脈も動脈硬化を起こします。高血圧が長く続くと、臓器障害がおきてきます。
高血圧によって特に障害を起こしやすい臓器は、脳・心臓・腎臓です。
血圧が高いまま過ごすと、ある日突然、脳卒中がおきて、寝たきりになってしまうこともあります。その他に心筋梗塞、大動脈解離などの病気も起きる可能性が高いです。

様々な病気の始まりとなる「高血圧」。
生活習慣の見直しや薬物療法で数値を改善させましょう。

何か気になること、相談したいことがあれば、遠慮なく村民生活課までご連絡ください!

問合せ:村民生活課 保健衛生グループ
【電話】0175-35-3111