- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県久慈市
- 広報紙名 : 広報くじ 令和7年4月1日号 No.458
子どもたちの成長を見守ってきた平山保育園とこだま保育園が3月31日、それぞれの歴史に幕を下ろしました。
平山保育園は昭和48年の9月に開園。一時は90人の園児が在籍し、約52年間で954人が巣立っていきました。3月8日には最後の卒園式と閉園式を開催。卒園児4人が声を揃えて園での思い出を語り、成長した姿を披露しました。菅原志保子園長は「自然に恵まれ、地域との交流も多く、子どもたちはのびのびと育ちました。閉園は寂しいです」と思いを語りました。
こだま保育園は昭和47年1月の開園以来、53年間で423人の園児を送り出してきました。同園は3月20日に卒園式と閉園式を開催。在園児6人が大きな声で合唱を行い、園舎に別れを告げました。保護者会の本波恭子会長は「自分もこの園に通い、子どもたちも姉弟でお世話になりました。長いようであっという間だったと感じます」と園との関わりを振り返りました。