子育て 令和7年4月1日 久慈翔北高等学校 開校
- 1/29
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県久慈市
- 広報紙名 : 広報くじ 令和7年4月1日号 No.458
久慈東高等学校と久慈工業高等学校が統合し、久慈翔北高等学校として新たな1歩を踏み出しました。
校訓は「協調・創造・進取」。校章は、スクールカラーの琥珀(こはく)色と海を表す青色の多角形で多様な学びを表現。明るい未来に向けて飛翔する鳥の翼が描かれ、北の字を表現しています。
校歌は市在住の絵本作家、宇部京子さんが作詞、県合唱連盟顧問の太田代政男さんが作曲を担当しました。
独立校舎制を採用し、旧久慈東高等学校を「門前校舎」、旧久慈工業高等学校を「野田校舎」としてそのまま活用。部活動や行事は、バスでそれぞれの校舎まで移動し、一緒に活動します。
制服やジャージーも一新。ネクタイやリボン、スカート、スラックスなどから男女を問わず自由に選択することができます。
■岩手県立久慈翔北高等学校 校歌
※校歌は、本紙をご覧ください。
■久慈翔北高等学校の未来を切り開く
統合前の両校の生徒会長が、久慈翔北高等学校の初代生徒会長として生徒の先頭に立ちます。2人に、楽しみにしていることや抱負を伺いました。
○稲葉(いなば) 天歩(まほ)さん
Q挑戦してみたいことは
これまでにない、久慈翔北高等学校としての新しい行事を企画してみたいと考えています。全員で行事に取り組み、一体感を出していきたいです。
Q楽しみなことは
新しい仲間が増えること。仲良く温かい雰囲気を作っていきたいです。
Q新しい制服へ一言
リボンやネクタイなど自由に選択できて、時代に合っていていいと思います。ブレザーも以前より軽く、伸びる素材になっていて着心地がいいです。
Q生徒会として頑張りたいことは
生徒会は遠い存在に思われることもありますが、生徒が関わりやすい生徒会を目指していきたいです。
Q1年間をどのようにすごしたいか
続けて努力することが苦手なので、何かを続けて自分に自信をつける1年にしていきます。
○播磨(はりま) 星汰(しょうた)さん
Q挑戦してみたいことは
自分たちが主体となって、開校記念の催しをやってみたいと考えています。
Q楽しみなことは?
体育大会は市民体育館を会場に行われる予定です。統合によりこれまでできなかったことができたり、行事が盛大になることを楽しみにしています。
Q新しい制服へ一言
スクールカラーを基調としていて色もよく、デザインもかっこいい!
Q生徒会として頑張りたいことは
みんなに楽しんでもらえるような行事の企画・運営を行い、この生徒会で良かったと思ってもらえるように頑張ります。
Q1年間をどのように過ごしたいか
将来の夢は警察官。生徒会としてみんなをまとめる経験は無駄にならないと思っています。日常生活でも信頼されるように過ごしていきたいです。
■久慈東高等学校が校旗を返納
3月21日、久慈東高等学校で校旗返納式がおこなわれ、村山薫美(まさよし)校長が岩手県教育委員会に校旗を返納。21年の歴史に幕を下ろしました。久慈東高等学校は平成16年4月に当時の久慈農林高等学校、久慈商業高等学校、久慈水産高等学校の3校が統合し総合学科高校として開校。専門分野での学びを生かして地域の将来を担う人材を育成し、開校以来約3,700人の卒業生を送り出しました。