くらし News and Info(1)

■NEWS 災害時の避難所での生活を体験
◇避難所体験防災キャンプ
8月5日と6日、久慈市防災センターで、小学生を対象にした1泊2日の防災キャンプを初開催しました。4年生から6年生10人が参加。炊き出しやテント設営などを通して、普段の生活とは異なる災害時や避難所の生活を体験しました。
児童らは2つの班に分かれて、初めて会うメンバーと協力して活動。最寄りの避難所まで歩く防災散歩では、下長内自主防災会と約1.2キロ離れた下長内公民館まで歩き、避難経路を確認しました。炊き出しでは、防災士と一緒に、ポリ袋を使い、オムレツやみそ汁などを湯せん調理。長期保存が可能なアルファ化米と一緒に味わいました。
防災教室では、阪神淡路大震災のアンケートを基に作られた防災カードゲーム「なまずの学校」を体験。身近にあるもので災害時にどう対応するかを学びました。夜は自分たちで設営したテントと簡易ベッドで宿泊。2日目は久慈消防署や久慈国家石油備蓄基地の見学も行いました。
班長を務めた久慈小学校5年生の関合快登(かいと)さんは「最初は不安でしたが、テント設営などみんなで協力してできて楽しかったです」と笑顔。同じく班長を務めた、久慈小学校5年生中川櫂杜(かいと)さんは「アルファ化米は不思議な食感でした。夜はいびきが聞こえたりして眠れなかったです」と1泊の体験を振り返りました。

■NEWS 海女に親しむ1週間
◇AMA FES WEEK(あま ふぇす うぃーく)
北限の海女に親しむ新たなイベントを、8月1日から8日にかけて開催しました。
期間中、市立図書館での企画展や市内飲食店で特別メニューの提供などが行われました。3日には、小袖海女センターで北限の海女素潜り実演を見学無料で開催。市内外から約600人が来場し、海女との交流や採れたてのウニを楽しみました。
神奈川県から訪れた岩田浩之さんは「北限の海女フェスティバルがなくなったと聞いていましたが、代わりのイベントが開催されてよかったです。ウニ飯に新鮮な生ウニを乗せて食べるのが最高です」とイベントを満喫しました。

■NEWS みんなで作る防犯の歌
◇少年非行防止・防犯の歌「みんなやさしく たすけあう くじし」
久慈地区少年警察ボランティア協会が少年非行防止・防犯の歌を制作。8月18日に久慈警察署で完成したCDの完成披露会が開催されました。
市内の子どもたちから歌詞を募集し作曲。「暗いところに近づかない」「SNSには気をつけて」などのフレーズが使われています。CDのイラストは大川目保育園の園児が担当。COCO・R(ココアール)に在籍する子どもやコーラスけやきの皆さんが歌唱した歌が収録されています。
タイトルの一部を考案した、久慈小学校3年生の笹淵琉生(るき)さんは「みんなで歌って、すてきな歌になりました」と笑顔を見せました。
歌は久慈警察署のXで紹介されています。

■INFO 久慈秋まつり期間中のバス運行
久慈秋まつりの交通規制に伴い、久慈駅発着のバス乗降場は、久慈駅東口(川崎町側)に変更します。
白樺号・スワロー号、岩手きずな号、久慈こはく号、久慈大野線の乗降場も変更になります。規制がかかる市民バスは左表の通りです。詳しくは問い合わせください。

※1 交通渋滞を考慮し、荒町交差点~長内橋交差点間で運行経路を変更します
※2 久慈こはく号、岩手きずな号の発着場所は、岩手県北バス久慈営業所前です

問合せ:地域づくり振興課
【電話】52-2116

■INFO オオハンゴンソウを駆除しましょう
近年、市内で外来生物である「オオハンゴンソウ」があちこちで確認されています。オオハンゴンソウは繁殖力が高く、在来の植物の生育を妨げるなど、地域の生物多様性を脅かしてしまいます。
この生物は環境省により特定外来生物に指定されていることから、自宅の庭などで見つけたら、駆除のご協力をお願いします。

◇オオハンゴンソウ
北アメリカ原産のキク科の植物(多年草)です。高さは約1メートルから3メートル。開花時期は7月から10月で、きれいな黄色い花が咲きます。
駆除の方法…
(1)スコップなどで「根ごと」掘り起こす
※根が残ると再生します
(2)土を取り除きその場で枯れるまで乾かす
※生きた状態での運搬は違法です
(3)ゴミ袋に入れて、燃えるゴミとして処分する

◇特定外来生物とは
人間が他の地域から持ち込んだ生物のうち、自然環境や人の生命、農作物などに被害を与える、または与える恐れのあるもので、外来生物法(特定外来生物による生態系に係る被害の防止に関する法律)で指定された生物をいいます。
禁止されている行為…飼育、栽培、運搬、輸入、保管、譲渡、野外に放つなど

問合せ:生活環境課
【電話】54-8003