くらし いちのせき協働ニュース~輪(わ)っしょい!

わっしょい みんなでかつごう いちのせき!!

◆本市の協働の取り組み(12)~「協働のための環境づくり」取り組み事例~
本号では、協働のための環境づくりに取り組む地域協働体を紹介します。

◇たいしたもんだ長坂みらい塾(東山)
みらい塾交流館・輝楽里(きらり)は、たいしたもんだ長坂みらい塾の空き店舗活用事業として、まちのにぎわい創出や地域の誰もが気軽に利用できる交流の場を目指して令和2年4月にオープンしました。
この取り組みは、みらい塾くらし部会の空き店舗活用事業として実施。長坂商店街の営業店舗が減り、シャッター通りとなっていく中、まちづくりの拠点や地域住民の交流の場となる施設を整備することで活力ある地域づくりにつなげようと模索していました。その後、同商店街にあった空き店舗(旧電気製品販売店)の家主との協議がまとまり、店舗を借り受け、令和2年3月に仮オープン、4月に本格オープンしました。
輝楽里の運営に当たり、月1回の運営委員会で月ごとの利用状況や運営方法などを協議しています。現在、地元農家による農作物のミニ産直コーナーや手工芸品の展示、各種サークル活動や地元老人クラブの会合などに活用されています。年間の利用者数は令和4年が2,100人、令和5年が2,300人と増加しており、人と人とのつながりや地域住民の交流の場として定着しつつあります。
今後の取り組みとして、担当の伊東淳(じゅん)さんは「年配の人の利用がある程度固定化されてきているので、今後はネット環境(Wi-Fi)の整備や縁日の企画など、こどもたちが楽しめる場になるようにもしていきたい」と話しました。

問合せ:本庁まちづくり推進課
【電話】21-8671