- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県滝沢市
- 広報紙名 : 広報たきざわ 令和7年8月1日号
7月上旬、朝から太陽が照り付ける中、本格的なスイカのシーズンを前に、市内の畑では、実をつけたスイカの大きさごとに目印を立てる作業が行われていました。今回は、作業の合間に取材を受けてくれた三上(みかみ)さん家族と一緒に、スイカまつりの魅力に迫ります。
日時:8月11日(月・祝)午前5時~午前8時
★お楽しみイベントは午前6時頃~
場所:ビッグルーフ滝沢
※小雨決行
※駐車場はビッグルーフ滝沢の他、市役所駐車場を利用してください。
※スイカは終了時間前に完売となる場合があります。
イベントでは景品を用意して待っているぽん♪
■スイカまつりの魅力(1)生産者と直接会話をしながらスイカを選べる
三上多恵(みかみたえ)さん
スイカまつり開始当初から出品している生産者の一人です。
スイカまつりでは、生産者がブースに立ち、販売をします。
まつりの当日は、あらかじめピカピカに磨いたスイカを、午前2時半からトラックに積み込み始めるという三上さん。
スイカまつりに並ぶスイカは、どれも生産者の皆さんの自慢の作品です。そんなスイカを、思い思いに会話を楽しみながら選ぶことができます。生産者の思いとともに味わうスイカはさらにおいしく感じるのではないでしょうか。
■スイカまつりの魅力(2)食べ頃を買うことができる▲
古舘(ふるうだて)ゆかりさん・菊池美奈子(きくちみなこ)さん
多恵さんの娘さん。一緒に作業をしています。
スイカまつりに出品するスイカは、食べ頃のものを見極めて出しているという三上さん。まさに「今が旬」のものなので、すぐに食べてもらうのが一番、とのことです。
物腰が柔らかい三上さんですが、はっきりと語るその姿はプロフェッショナルそのもの。そんなプロフェッショナルたちが見極めた食べ頃のスイカを楽しむことができるのもスイカまつりの醍醐味(だいごみ)です。
■スイカまつりの魅力(3)新しい味に出会えるかも
生産者によって育てているスイカは異なり、まつりにはさまざまな種類のスイカが集まります。
「私は昔ながらの縞無双(しまむそう)が好きですね」とほほ笑む三上さん。スイカまつりに出品予定の品種を尋ねると、「縞無双H(ハード)※1」の他、最近育てている人が多くなってきた「羅皇(らおう)ザ・スウィート※2」とのこと。
他にも市内で育てている人がいる品種を聞くと、黄色いスイカの「金色羅皇(こんじきらおう)※3」や黒い皮の種なしスイカ「ブラックジャック※4」といった名前が出てきました。ここで名前の出た品種の他にも、スイカまつりは、食べたことのない品種と出会えるチャンスです。
※1…皮の緑色としまの黒が濃く「スイカといえば」な見た目。程良い甘みとシャリシャリ感があり、果汁も豊富。
※2…甘みを追求して作られた新品種。果肉は固めでシャキシャキしており、皮の際までしっかりと味がする。
※3…その名の通り果肉が金色のように黄色く、透明感のある風味ながら糖度の高さと種が少ないのが特徴。
※4…肉質はやや硬めで繊維が少なく糖度も安定している。種ができてしまうこともあるが白くて薄い。
■まとめ/滝沢の夏はやっぱり滝沢スイカでしょ!
暑い日が続く昨今の夏。スイカは熱中症対策や夏バテ防止にもぴったりです。市の特産品であるスイカづくしの朝、生産者の皆さんが丹精込めて育てたスイカを購入しに、スイカまつりに足を運んでみてはいかがでしょうか。
■スイカまつり終了後はベルフ牧野林へ
本年は、スイカまつりと連動し、滝沢スイカの直売イベントを開催します。市長も店頭に立ち、Pする予定です。
スイカまつりでスイカを購入できなかった人も、旬のスイカを手に入れるチャンスです。
日時:8月11日(月・祝)午前10時~
場所:いわて生活協同組合ベルフ牧野林
問い合わせ:農林課
【電話】656・6537