- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県滝沢市
- 広報紙名 : 広報たきざわ 令和7年10月1日号
決算は皆さんの家庭の家計簿と同じで、地域づくりの記録でもあります。この「家計簿」を見れば、皆さんが納めた市税や市内の施設の使用料などがどのように使われ、地域づくりがどのように進められているかが分かります。
では令和6年度の市のお金はどのようにやりくりされたのでしょうか。一般会計を中心にお知らせします。
■決算総額は増加
令和6年度の決算は、歳出総額で令和5年度を11億2974万円ほど上回りました。この主な要因としては、令和6年度に実施した滝沢市物価高騰対応重点支援給付金支給事業をはじめとする民生費の増加などが挙げられます。
一方、歳入総額は歳出を8億6595万円ほど上回り、これは翌年度の財源として活用されます。
歳入には、市の独自の財源である「自主財源」と、国や県からの補助金などによる「依存財源」があります。自主財源が多ければ多いほど市の予算にもゆとりが生じ、さまざまな事業の実施や、将来に向けての積み立てをすることができます。
■自主財源を支える市税
令和5年度の自主財源の構成割合が35・1%だったのに対して、令和6年度の自主財源の構成割合は37・5%となっていて、2・4ポイント増加しています。この大切な自主財源の約6割を占めているのは、皆さんが納める市税です。市税は、市の予算を支える大きな柱になっています。
■歳出のトップは民生費
市税や各施設の使用料など、市に入ってきたお金はどのように使われたのでしょうか。
歳出の第1位は民生費で、全体の42・8%を占めています。次に総務費(12・7%)、土木費(9・7%)、教育費(9・5%)と続いています。
市はこれからも、皆さんが納めた大切な市税などを無駄なくやりくりし、効果的にサービスを提供していきます。
※表内の金額は表示単位未満で四捨五入しているため、総額と一致していない場合があります。
問い合わせ:財務課
【電話】656・6569