- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県洋野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 2025年7月号
町内の地域や各種団体などで行われた催しなどを紹介します。
■角浜小田植え体験
米作りへの理解深める
角浜小(吉田誠毅(せいき)校長・児童28人)の児童が6月2日、学校近くの田んぼで手作業による田植えを体験し、米作りへの理解を深めました。田植えには、地域住民12人が参加。児童たちは大人に教わりながら、もち米の苗を丁寧に植えました。初めは泥に悪戦苦闘していた児童たちも、徐々に慣れ手際良く作業を進めました。
北沢翔(しょう)さん(6年)は「泥で足元がぬるぬるして大変だった。収穫してお餅を食べるのが楽しみ」と笑顔を見せました。同校では秋にもち米を収穫し、11月の「角小まつり」で住民に振る舞う予定です。
■木工の森づくり植樹会
雨の中でも丁寧に植樹
大野の自然を守る会(松橋栄(さかえ)会長)、大野木工生産グループ(中村隆(たかし)代表)と大野中(古里康彦(やすひこ)校長・生徒102人)が5月22日、佐々木木工房の裏山で「木工の森づくり植樹会」を実施し、トチノキの苗木100本を植樹しました。植樹会は、伐採跡地への広葉樹の植樹活動と大野木工の素材生産を目的に3年目の開催。参加者は、雨の中、1本1本丁寧に木を植えました。
東颯飛(はやと)さん(大野中3年)は「掘るのが大変だったけど、将来どのように育つのか楽しみです」と期待しました。
■宿戸小の海洋学習
稚ウニは何を食べる?
宿戸小(中島和孝(かずたか)校長・児童49人)の1、2年生4人が6月12日、宿戸漁港で稚ウニの放流を行いました。洋野町漁業協同組合の協力により稚ウニ約2,000個が用意され、同組合の吹切守まもるさんの指導のもと児童たちは真剣な表情で稚ウニを放流しました。
放流を終えた児童は、稚ウニのトゲの本数、海底では何を食べているのかなど、吹切さんに質問し、ウニの生態について学びました。浜平侑弦(ゆいと)さん(2年)は「船がいっぱい揺れて楽しかった。ウニは藻を食べて大きくなっていることが分かった」と笑みを浮かべました。
■林郷小が「全校海遠足」
豊かな自然と触れ合う
林郷小(德田克幸(かつゆき)校長・児童19人)の「全校海遠足」は6月13日、種市海浜公園で行われました。児童たちは、砂浜で貝殻やシーグラスを拾ったほか、磯に住む生き物を探して海を満喫。豊かな自然と触れ合いました。
林郷明日菜(あすな)さん(5年)は「みんなと一緒にお弁当を食べたり遊んだりして今までで一番楽しかった」と振り返りました。
■「りんどうカップ2025」
日頃鍛えた腕前を競う
今年で23回目となるパークゴルフの全国大会「りんどうカップ2025」(同実行委員会主催)は6月7、8の両日、大野パークゴルフ場で開かれ、北海道や大阪府など、全国から約240人の愛好者が参加し、日頃鍛えた腕前を競いました。上位入賞者は次のとおりです。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■思いやりの心で花植え
「人権の花運動」(町・町人権擁護委員主催)は、6月4日に大野小で、6月10日に宿戸小で行われました。
大野小は3、4年生の29人、宿戸小は3、4年生の25人が参加。心を込めながら植えることで、相手への思いやりや優しい心を持つことの大切さを学びました。
■夏山シーズンの到来を祝う
「久慈平岳山開き」(ひろのイベント事業実行委員会主催)は6月1日、雨天のため、向田農村センターで開かれました。初めに神事が行われ、山の安全と人馬の無病息災を祈願。テープカットで夏山シーズンの到来を祝いました。
また、景品付き餅まき、郷土芸能や舞踊の披露などが行われ、来場者を楽しませました。