くらし 多賀城ホットトピックス
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- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県多賀城市
- 広報紙名 : 広報多賀城 令和7年5月号
■エントランス棟の建築工事が始まりました!
3月27日に多賀城市役所東庁舎跡地で「令和6年度多賀城市庁舎耐震対策等事業エントランス棟増築工事安全祈願祭」が行われ、関係者40人が出席しました。安全祈願祭では、深谷市長と森市議会議長が鍬入れを行い、工事の安全と建築物の安泰繫栄を祈願しました。
エントランス棟は、令和8年6月に共用開始予定で、多目的に使用できる交流拠点としてのホールや、老朽化した母子健康センターをこども家庭センターとして整備するなど、さまざまな目的で利用します。
■多賀城市発の技術が文部科学大臣賞を受賞
令和6年1月に日本で初めて月面ピンポイント着陸に成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型月着陸実証機SLIMに、本市八幡に所在する日本積層造形株式会社(代表取締役社長大竹卓也氏)の衝撃吸収材が装着されていたのを知っていますか。金属3Dプリンター技術を駆使した網目状の金属をドーム型にした脚部のアシストにより、月面着陸の衝撃を受け止めて機体を守り、見事SLIMは月面へ!このSLIMが、日刊工業新聞主催の第54回日本産業技術大賞において「文部科学大臣賞」を受賞したことから、4月2日に日本積層造形株式会社が、JAXAなどと共同で表彰されました。
■「みずからの命」を守るために
「令和7年春の交通安全市民総ぐるみ運動出発式及びみずからの命を守る作戦」が4月4日に、国道45号八幡1丁目交差点で行われ、市内交通安全関係団体約100人が参加しました。
今年は、平成17年に発生した飲酒運転暴走車により仙台育英学園高等学校の生徒が多数犠牲となった痛ましい事故から20年を迎えます。
本市では3月22日で交通死亡事故ゼロ1500日間を達成していますが、悪質で悲惨な事故が二度と発生しないよう「飲酒運転根絶」「交通事故防止」を訴え、参加者がのぼり旗、ハンドボードの掲示や啓発品の水を配りました。
■新一年生の皆さん 入学おめでとう!
春の穏やかな日差しが暖かく降り注いだ4月8日に市内の小学校で、また4月9日には中学校で入学式が開催されました。
城南小学校では、新1年生111人が元気に学び舎の門をくぐりました。
式では、本間睦美校長から、学校生活で頑張ってほしい2つのこととして「楽しく勉強しましょう」「優しい心を大切にしましょう」というお話があり、子どもたちは前を向いて、しっかりと聞いていました。
令和7年度の市立学校入学者数は小学校541人、中学校520人です。ご入学された皆さん、おめでとうございます。
■多賀城創建1300年からつながる 音楽の懸け橋
3月27日に多賀城市役所東庁舎跡地で「令和6年度多賀城市庁舎耐震対策等事業エントランス棟増築工事安全祈願祭」が行われ、関係者40人が出席しました。安全祈願祭では、深谷市長と森市議会議長が鍬入れを行い、工事の安全と建築物の安泰繫栄を祈願しました。エントランス棟は、令和8年6月に共用開始予定で、多目的に使用できる交流拠点としてのホールや、老朽化した母子健康センターをこども家庭センターとして整備するなど、さまざまな目的で利用します。「レクイエム・プロジェクト仙台2025in多賀城特別コンサート」は3月9日、市民会館小ホール(文化センター内)で行われ、およそ300人の聴衆が美しい歌声を堪能しました。
このコンサートはレクイエム・プロジェクト実行委員会主催で行われたもので、代表の上田益氏作曲の「とうさんの海」や「さくら」などが多賀城特別コンサート合唱団とレクイエム・プロジェクト仙台合唱団有志によって披露されました。また、友好都市太宰府市からは太宰府市東風少年少女合唱団のビデオレターが届き、音楽交流が行われました。
深谷市長の伴奏により来場者と一緒に多賀城市民歌を歌う場面もあり、コンサートは大いに盛り上がりました。
■高齢者などの見守り協力協定を締結
3月14日に株式会社ヤマザワおよび株式会社とくし丸と、4月1日に有限会社橋沼燃料商会と、高齢者などの見守りを行う協定を締結しました。
株式会社ヤマザワおよび株式会社とくし丸は移動販売の事業活動中に、有限会社橋沼燃料商会はガスボンベ定期配送や検針の事業活動中に、何らかの異変に気が付いた場合、本市へ連絡いただき、早期対応につなげるものです。
本市では、これからも市民が安心して日常生活を営めるよう、連携を強化して取り組んでいきます。本市の見守りに関する協定締結数は20となりました。
■親子で学ぶ防災
3月17日、子育てサポートセンター(すくっぴーひろば)で「すくっぴー親子DE防災・減災」が開催され、親子8組が参加しました。東北大学災害科学国際研究所の柴山明寛先生から、東日本大震災時の津波の実態や被害状況などの説明を受けた後、災害時の行動についてのクイズが出されました。“避難する時、ベビーカーは(1)捨てる?(2)折りたたんで持って逃げる?(3)そのまま押して逃げる?”。先生曰く、正解はなく、その状況に応じた適切な行動を心がける必要があるとのことでした。防災に正解がないからこそ、常に命を守る行動を心がけましょう。
■盤上の頭脳戦 いざ王手へ
3月20日、「2025多賀城市長杯交流将棋大会」が、多賀城将棋ラボの主催により市民活動サポートセンターで開催され、約60人が参加しました。
ゲストの田中沙紀1級女流棋士による指導対局の他、参加者による5対局制での試合がありました。優勝者および本市在住の最優秀成績者には、副賞として天童桜まつり内の「人間将棋」での駒武者役の権利が贈られるとあって、白熱した試合が続きました。
また、3月22日には初心者将棋教室やこども交流将棋大会も開催され、下は5歳から上は78歳までが熱い盤上の戦いを繰り広げました。
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