- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県東松島市
- 広報紙名 : 市報ひがしまつしま 2025年3月1日号
■令和6年度東松島市地域まちづくり交付金(一般提案)の交付を受けた3団体の活動を紹介します
(3)一般社団法人フードバンクいしのまき
(団体と活動内容について)
平成30年11月に団体を設立し、令和元年9月に法人化をしました。現在の会員数は12名です。市内相談機関と連携し、生活に窮している世帯へ食糧支援を行うことにより、安定・自立した生活への一助となることを目的として活動を続けています。市民や企業から余剰食品の寄贈を受け、一方で生活に窮している世帯に対し、相談機関を介し無償での提供や地域で活動する地域交流活動に対しても寄贈食品を提供。さらに環境面への負荷軽減の観点から食品ロス削減の推進、啓発活動を行っています。
(令和6年度の主な活動について)
今年度は、市社会福祉協議会が実施するフードパントリーに対し当法人からフードバンク食品(147.7kg)の提供や、市社会福祉協議会へ生活相談に来所された生活に窮している世帯に対し145.4kgの食品、市内で活動する地域食堂等実施団体に対し1440.4kgの食品をそれぞれ提供しました。また、市内の「ひとり親」世帯の保護者に対し「東松島市くらし安心サポートセンター」を介して食糧支援を行いました。
食品ロス削減の啓発を目的とし、大曲・赤井・野蒜の各市民センターおよび市内コンビニエンスストアに常設しているフードドライブの食品回収を月2回実施しました。その結果、総計286.9kgの食品が市民から寄せられました。(1月末現在)
(今後の団体活動について)
活動の継続にあたり、各相談機関との連携、協定先の拡充や地域交流活動団体への周知、市民や企業への食品ロス削減の啓発活動の実施、フードドライブ拠点の整備、設置希望企業等への助言、協力をしていきたいと考えています。今後は地元市民による独立した地域に根差すフードバンク活動の担い手の育成、ボランティアスタッフなど協力者の募集を行っていきたいと考えています。
問合せ:市民協働課まちづくり推進係
【電話】内線3803・3808