くらし ちおこらむ 地域おこし協力隊コラム

Vol.18(最終回) こけし材の皮むき作業を紹介します

鳴子総合支所地域振興課に所属している「ちおこ(地域おこし協力隊)」の渡辺あかねです。
鳴子のこけし工人は、春を迎えるまでにこけし材の準備作業をします。鳴子こけしの主な材料である「みずき」は、山から持ってきてそのまま使えるというわけではなく、1年ほど自然乾燥させる必要があります。皆さんは料理をする際に、ニンジンやゴボウなどの野菜をピーラーでむくと思いますが、そのピーラーを大きくしたような道具を使って、「みずき」の皮をきれいにむいていきます。このような地道な作業を経て、たくさんの美しいこけしが誕生しているのです。
見習い修業は大変なこともありますが、先輩工人の皆さんが大切に守ってきた文化をつないでいきたいです。

問合せ:政策課地方創生担当
【電話】23-2129