くらし DISCOVER OSAKI

■「子ども甲冑(かっちゅう)試着体験」を開催しました
5月5日の「こどもの日」、岩出山地域の国指定史跡・名勝「旧有備館および庭園」で、「子ども甲冑試着体験」を開催しました。
当日は天候に恵まれ、親子連れでにぎわいました。参加した27人の子どもたちは、かぶとに三日月を備えた本格的な甲冑を身にまとい、伊達政宗公になりきりました。子どもたちは鏡に映る甲冑姿に胸を弾ませ、庭園の散策や家族での写真撮影を楽しみました。甲冑の重さにも負けず、庭園を勇ましく歩く姿は政宗公をほうふつとさせ、集まった家族には笑顔があふれました。
「こどもの日」に飾る五月人形には、子どもの健やかな成長への願いが込められています。幼きよろいを脱いだ子どもたちのこれからの成長が楽しみです。

■第29回パークゴルフ全国交流大会 「さくらカップ」が開催されました
5月10日・11日、田尻地域の加護坊さくらパークゴルフ場(加護坊山自然公園パークゴルフ場)で、第29回パークゴルフ全国交流大会「さくらカップ」が開催されました。
パークゴルフは子どもから大人まで気軽に楽しめるスポーツとして、多くの人に親しまれています。また、自然の中で起伏に富んだコースを巡ることで、生活習慣病の予防やストレスの解消など、健康づくりへの効果が期待できるスポーツでもあります。
世界農業遺産「大崎耕土」を一望できる加護坊山で行われた本大会には、全国から392人の選手が出場しました。選手は2日間で計54ホールをプレーし、腕を競いながら交流を深めました。

■「南原穴堰(みなみはらあなぜき)」隧道(ずいどう)探検が開催されました
4月26日、鳴子温泉地域南原地区で、世界かんがい施設遺産「南原穴堰」隧道探検が開催されました。
南原穴堰は、約380年前に山間地の新田開発を目的として、3年をかけて築造された全長1,880メートルのトンネル水路です。そのうち、人の手によって掘削されたトンネルは1,330メートルにも及びます。
当日は、県内外から約30人が参加し、南原穴堰水利組合上野孝作(こうさく)組合長のガイドの下、年に数回しか入ることのできないトンネルの内部などを探検しました。参加者は、手掘りの形状や作業時にろうそくを灯した燭台(しょくだい)の跡などを見て、当時の作業を想像し、先人たちの偉業や歴史を肌で感じていました。
今後もさまざまな取り組みを通して、“生きた遺産”を守り、つないでいきます。