くらし 町長コラム ベア・パル

■「通過される町」から飛躍へ 利府町の挑戦
宮城県の利府町は、長らく隣接する大都市仙台市と主要観光地である松島町に挟まれ「通過される町」と認識されていました。今、利府町を「知る」利府町に「来る」そして最終的に「住む」というシンプルな戦略を採用し、自らの手で町の未来を切り拓く挑戦をしています。
まず「知る」ためにメディア露出やプレスリリースを強化。特にふるさと納税は首都圏での広告が奏功し、数百万だった寄附金が年間7億2000万円に増加しました。この資金は給食費や子どもの医療費無償化など子育て支援に充て、またそれらを子どもたちにしっかり伝えることを通して寄附者へ感謝、応援してもらっていることの意義をかみしめ、シビックプライドの醸成に繋げています。
続いて「来る」を促すべく、宮城県総合運動公園(グランディ・21)、TGRラリー大会などのモータースポーツを活用。日本で3番目に大きいイオンモール新利府や新幹線総合車両センター見学ツアーも来訪拠点として、ホテル誘致を成功させ、滞在型観光のできる町としても一歩を踏み出しました。
「住む」場所として利府を選んでもらうため、屋内型施設、中央児童センターの整備、イオンさんにお願いした「カンドゥー」誘致や学校体育着支給など子育て環境を充実。単独市制移行を目指し人口5万人を目標に掲げ、住宅地拡大や工業団地造成による働く場を確保し、職住近接のまちづくりも進めます。教育ではGIGAスクール早期導入、グローバル人材育成のため英語学習に力を入れ、大阪・関西万博の国際交流制度を活用し世界各国と関係を深めることに挑戦しています。
しかし、カラオケ店が無い、公共交通の利用低迷、梨農家後継者不足、若年女性転出、商業施設関連の家賃高、文化財保護など多くの課題に直面しています。東日本大震災からの復興を、単なる復旧ではなくポジティブなまちづくりへ昇華させる利府町の挑戦は続いています。

みなさん、今月のコラムはいかがだったでしょうか。実はこのコラムはAIによって書かれたものです。私が以前おこなった講演をもとにAIで作成しました。デジタル化の技術は日進月歩であり、それを町民の皆さまと共有する手段はないだろうかと思った際、AIにコラムを書かせたらどうなるか、と実証してみることにしました。結果はいかがでしょうか。一般社会のDX化は待ったなしです。アナログとデジタルをうまく組み合わせてより生活を豊かにしていけたらと思います。

利府町長 熊谷 大(ゆたか)