- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県利府町
- 広報紙名 : 広報りふ 令和7年10月号
「十符人(とふと)」では、毎月、利府の魅力づくりや魅力発信に貢献している方を取り上げていきます。
■クライミングandボルダリングジムBOLZ(ボルズ)所属
木村 芹乃(きむら せの)さん
千葉 陽仁(ちば はると)さん
木村芹乃:2014年、利府町生まれ。しらかし台小学校6年生。「のぼコン」キッズシリーズ東北5th年間ランキング4位。同ジャパンカップ・ランクB(学年別)3位。
千葉陽仁:2011年、利府町生まれ。利府中学校2年生。「のぼコン」キッズシリーズ東北5th年間ランキング1位。第2回全国中学生ボルダー競技大会4位。
二人とも利府町在住のボルダーとして活躍中。『利府町夢チャレンジ応援事業』を活用。
◇目指すは五輪、ボルダーの頂点。夢に向かって、ばく進中!
仙台市萩野町にある『BOLZ(ボルズ)』で、さまざまな色や形のホールド(※1)をつかみながら高い壁をスイスイと登っていく千葉陽仁(はると)さんと木村芹乃(せの)さん。ボルダリング(※2)は、2020年の東京オリンピックから公式種目となったスポーツクライミングのひとつで、人気急上昇。「五輪のボルダリング競技をテレビで見て、〝かっこいい!自分もやってみたい!〞と思った」と陽仁さん。小学4年生でボルダリングを始め、昨年から『のぼコン・キッズシリーズ』(※3)に出場。今年の東北年間ランキングで1位に。「これからは公式大会や全国大会でも活躍したい」と話します。「小さい時から木登りが大好きで、小学2年生の時に祖母にすすめられて。」と話すのは、同シリーズの東北年間ランキング4位の芹乃さん。「5年生になってからはほぼ毎日、放課後最低でも2時間、長い時は8時間も練習。楽しくって、つい夢中になっちゃう」と笑います。「年齢・性別関係なく、お互いにアドバイスしたり、取り組んでいた課題(※4)をクリアできた時には皆でグータッチしたり。知らない子とも仲良くなれるし、切磋琢磨できるのも楽しい」と二人。『利府町夢チャレンジ事業』(※5)は、大会参加費や旅費などに活用。「スポーツが苦手な人でも気軽に楽しめるし、完登できた時の達成感もすごい!ぜひ一度体験してみませんか」と話します。
※1…壁に埋め込まれた人工石の突起物。
※2…自分の体ひとつで、指定されたホールドを掴みながら壁を完登する競技。課題の達成度や成功度のポイントを競う。
※3…日本各地で開催されているボルダリングのコンペティション。キッズシリーズでは小学1年生から中学3年生までが90分のセッション方式で競い合う。
※4…完登するまでに掴んで良いホールドの色や形などが指定。課題に合わせて壁を登る体力や体の動かし方、判断力なども求められる。
※5…スポーツや文化・芸術活動などに熱い思いを抱き、夢に向かってチャレンジする取り組みに対し10万円を上限に支援する事業。
