子育て ミライヒーローズ

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■横手高校 編
富士見派閥(ふじみはばつ)チーム(3年生6人)

昨年10月に開催された『第14回科学の甲子園秋田県予選会』で優勝した横手高校富士見派閥チーム。3月には茨城県のつくば国際会議場で開催された全国大会に出場しました。チームのキャプテンを務める髙橋時生真(ときま)さんにお話を聞きました。
平成23年度から開催されている科学の甲子園は、今回で第14回となり、横手高校は5年ぶり3回目の全国大会出場となります。科学が好きな全国の高校生が集い、理科、数学、情報の教科で習得した知識と考察力を活用し、問題を解く筆記と、ものづくりやコミュニケーションの能力が問われる実技を競う大会です。
キャプテンの髙橋さんは「私たち富士見派閥チームの6人は、それぞれ得意分野があり、個性豊かで、いざという時は一つにまとまるのが強みです。普段から個々の良い面を発揮できるように意識して取り組んでいます」とチームを分析してくれました。
科学の甲子園では、チーム内で自由に相談し、解答することができます。そのため、メンバー同士が知識を出し合い、気づきやひらめきを発揮して解答を導き出すことが重要となり、チームの団結力が勝敗に大きく影響します。
「チームとして課題に取り組む経験は、今後、社会に出た時に役立つのではと感じています。目指す進路はまだ決まっていませんが、科学の甲子園への挑戦は、自分を大きく成長させてくれています」と話してくれました。

・実技課題のフライホイールを使用した台車を試作。回転運動の安定性を高めるため、意見を出し合いました