- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県鹿角市
- 広報紙名 : 広報かづの 令和7年4月号
狂犬病は、犬だけの病気と考えられがちですが、全てのほ乳類に感染し、発症するとほぼ100%の確率で死に至る病気です。4~6月は狂犬病予防注射月間ですので、愛犬を守ることはもちろん、家族と社会を守るためにも、狂犬病予防注射を受けましょう。
巡回日程のほか、持ち物や注意事項などは、市ホームページや各支所に配置したチラシからも確認できます。
■飼い主のルールとマナー
犬や猫による被害や苦情相談が多く寄せられています。皆さんに理解してもらえるよう、飼い主は周囲に迷惑や危害を及ぼさない心配りが大切です。鳴き声による騒音や排泄物による苦情などは、飼い主の「飼育管理」や「しつけ」などでも改善することができます。
▽環境美化に努めましょう
排泄物の始末は飼い主の義務です。公共の場所(公園や道路など)や他人の土地、建物を汚さないようにしましょう。
▽事故の防止を心がけましょう
散歩のときは必ず、飼い犬を制御できる長さのリードを付けましょう。放し飼いは、他人に恐怖心を与えたり、咬みついてけがを負わせたりしてしまう可能性があります。飼い主がコントロールできるようにして、周囲や飼い犬の安全に配慮しましょう。
▽身元証明で迷子を無くしましょう
迷子を無くすためにも、マイクロチップや鑑札、狂犬病予防注射済票を付けましょう。
▽犬・猫に餌だけを与えている人へ
世話をした時点でその動物の占有者とみなされ、飼養責任が生じます。最後まで面倒を見られないのであれば、無責任な餌やりや飼い方はみだりに繁殖させることになり、犬や猫を不幸にしてしまいます。飼う場合は責任をもって正しく飼いましょう。
▽小さな命、大切に
「捨て犬」「捨て猫」を無くしましょう。動物を捨てることは、動物愛護法に違反する行為です。子犬や子猫が産まれ、多頭飼育で困らないよう「繁殖制限するための手術」をおすすめします。
狂犬病予防/動物の愛護・管理についての問合せ:
動物愛護センター県北支所(大館保健所内)【電話】0186-52-3953
生活環境課環境推進班【電話】30-0224