くらし 行政評価結果をお知らせします

■行政評価とは
行政評価とは、「行政機関が主体となって自らの行政活動を評価し、その成果を行政運営の改善につなげていくこと、さらにその仕組み」をいいます。「行政の行っているさまざまな仕事が、その費用に見合うだけの効果・成果を出しているのか」「無駄や重複になっている部分はないのか」などといった視点から行政の仕事を見直し、行政の進め方を改善していく取組です。

■行政評価の目的について
行政評価を行う目的は次の4点です。
(1)市民への説明責任の向上
(2)事務事業の効率性の向上
(3)事務事業の見直し
(4)職員の意識改革

■令和6年度の行政評価の取組結果
(1)庁内評価(内部評価)の実施【12事業】
総合計画に基づく12項目の事務事業について、各担当課で庁内評価を行いました。
(2)外部評価の実施【5事業】
市民で組織する行政改革推進委員会から庁内評価を基に事務事業の絞り込みを行い、意見・提言をいただきました。
(3)最終評価の実施
外部評価の結果を参考に、市の最終評価を決定しました。

※ 評価結果については、市ホームページでもご覧いただけます。

■事務事業についての外部評価結果
▽地域福祉推進事業…現状維持継続
地域福祉の向上を図るため、市社会福祉協議会で実施しているボランティア活動および組織支援等に要する経費を補助する。
委員からのコメント:
・人口減少、ボランティア数減少の対策として市が関与することは妥当性を有する。
・市ホームページへの掲載のほか、ボランティア団体独自の広報についても支援し、ボランティアに関する市民の意識の高揚につなげる工夫が必要と感じる。

▽担い手育成・確保…現状維持継続
独立、自営就農して間もない農業者の就農後の定着を図ることを目的として資金の交付を行う。
委員からのコメント:
・新規就農者を確保するだけでなく、その後も年2回の就農状況報告書を活用して状況を把握し担い手の育成や支援をしていて、就農者にとって安心な事業である。事業のPRも積極的に行ってほしい。
・国の予算の関係とはいえ、令和5年度実績値より令和6年度予算額が低いのは疑問である。市独自の補助の検討もすべき。

▽かたがみ未来子育て応援事業…拡充
子育て世帯の経済的負担軽減とライフステージに応じた支援の充実を図るため応援金を支給する。
委員からのコメント:
・少子化が進む中、この事業の意義は大きい。子育てにはお金がかかるので続けるべき。
・在宅で子育てしている家庭への応援金は不公平さの解消につながり良い取組と考える。
・本事業が、他市市民から潟上市の子育て世帯への支援が厚いと言われる理由の一つである。

▽学校教育関係各種補助金…事務事業改善
中学校部活動の経常経費および大会参加経費(宿泊費、交通費、参加料等)を対象に補助金を交付する。
委員からのコメント:
・本事業により保護者の負担が軽減されることで、子どもたちも存分に部活動等に力を入れることができるので継続すべき。
・部活動の地域移行や、クラブチームへの移行が進んでいくと考えられるため、事業統合等で対応すべき。

▽自治振興事業…現状維持継続
自治会・町内会・分館等の地域自治組織の円滑な運営および地域づくり活動を支援するため、潟上市自治会活動推進費補助金を交付する。
委員からのコメント:
・自治会による地域コミュニティの強化は災害に強いまちづくりのためにも重要であるため、今後も自治会長会と連携して事業を進めるべき。
・自治会活動を継続するためにも、自治会内の担い手・人材育成について行政側からの支援も必要である。

問合せ:企画政策課
【電話】853-5302