くらし [友好交流都市連携事業]くにたちだより vol.18

国立市のさまざまな魅力を定期的にご紹介します。

■国立市が取り組む健康まちづくり戦略
国立市では、広い意味での健康(ウェルビーイング)を支えるまちづくりを目指し、健康まちづくり戦略を進めています。
令和6年10月から、楽しく喜びにあふれるウォーカブルなまちの重点事業として「くにたち健康ポイント」を開始しました。「くにたち健康ポイント」は、専用のスマートフォンアプリまたは活動量計を使って、日々の歩数の計測によって運動を習慣化していただくこと、定期的な体組成の測定によってからだの状態やその変化に気づいていただくこと、今まで参加していなかったイベントや事業に参加していただくことを主な取り組みとして参加者にポイントを貯めていただいています。
貯めたポイントは国立市デジタル地域通貨「くにPay」で還元する仕組みとなっており、市内での買い物や飲食に使っていただくことで市内経済の活性化も目指しています。現在1000名を超える方が事業に参加し、ご自身の健康づくりに主体的に取り組んでいます。

▽健康まちづくり戦略における目指すべき3つの方向性
1.つながり、集えるまち
・多様な交流機会をつくる
・活動できる居心地の良い空間づくり
・対面の支援とデジタル活用の併用

2.楽しく喜びにあふれるウォーカブル(※)なまち
・お出かけしやすい道と休憩場所の整備
・地域ごとの魅力発信・外出促進
・まちの回遊性を高めるイベントや事業の実施
※ウォーカブルとは、歩くことに限らず、車いす、ベビーカー、シニアカー、自転車などを利用して誰もが自由に気兼ねなく外出できること。

3.多様で豊かな食と文化を志向するまち
・食を通じたコミュニケーション、食文化の発信など食によるつながりをさらに広げる
・文教都市としての魅力を継承・発展させる