- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県井川町
- 広報紙名 : 広報いかわ 2025年7月号
◆指定金融機関の派出業務廃止について
令和7年3月に指定金融機関から役場庁舎内にある派出所を廃止したい旨の申し入れがあり、町では存続を求めて支店と話合いを進めておりました。当該金融機関としては県内の派出所をすべて廃止する方針であり、既に廃止されている市町村もあることから受け入れざるを得ないものと判断し、現在廃止に向けた協議を行なっております。廃止時期は協議中でありますが、決定次第お知らせいたします。派出所の廃止後も指定金融機関としての業務は継続し、開庁時間内における役場窓口での現金納付は引き続き可能であります。なお、各公共施設の集金業務は廃止されることから役場内部の業務見直し等を検討しておりますが、町民の皆さまにご不便をお掛けしないよう進めてまいります。
◆戸籍に記載される振り仮名の通知について
令和7年5月26日に施行された戸籍法の一部改正を含む「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」により従前、氏名の振り仮名は戸籍上公証されておりませんでしたが、この改正法により戸籍の記載事項に、新たに氏名の振り仮名が追加されることになります。町では8月までを目途に本町に本籍がある各世帯へ「戸籍に記載される振り仮名の通知書」を送付いたします。通知書を確認していただき振り仮名に誤りがあった場合は、令和8年5月25日までに届出をお願いいたします。
◆地域応援商品券について
国が創設した「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用し、地域経済の活性化と町民の生活支援として、令和7年3月より、1人当たり1万円分の「地域応援商品券」を、町内の1,681世帯4,156人に交付しましたが、5月31日の使用期限までに、41,179,500円(使用率99.09%)の使用実績となりました。
◆帯状疱疹予防接種について
令和7年4月より帯状疱疹の予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象となりました。既に当町においては、予防接種にかかる費用の一部を助成しており、満50歳以上の方であれば誰でも助成を受けられます。医療機関によって料金に違いがありますが、井川町診療所での予防接種では助成額が多く、他の医療機関と比較して自己負担額が少なくなりますので、是非ご活用ください。引き続き、接種率の向上を図り、帯状疱疹の発症・重症化予防に努めていきたいと考えております。
◆物価高騰対策(定額減税不足額給付金)について
令和6年度に物価高騰による町民の負担増を踏まえ実施した、定額減税調整給付金については給付を迅速に実施するという観点から、令和6年度分所得税額の確定を待たずに推計にて支給いたしました。所得税額が確定し支給額に不足が生じた方や、本来給付すべき額との差額等が発生した方などに対し定額減税不足額給付金として令和7年度に支給いたします。対象となる方は、5月末現在、約420人を見込んでおりますが、今後対象者を確定させ令和7年7月頃から個別に通知をし、早ければ8月頃からの支給に向けて作業を進めてまいります。
◆井川義務教育学校台湾修学旅行について
5月13日から16日まで3泊4日の日程で、井川義務教育学校9年生23名による台湾への修学旅行が昨年に引き続き実施されました。台北での4日間は快晴で連日30℃を超える暑さではありましたが、生徒たちは世界四大博物館のひとつに数えられる国立故宮博物院の見学や現地大学生ガイドと交流しながら市内散策を行うなど、たくさんの貴重な経験をして全員元気に帰国しました。海外修学旅行を通して井川の子どもたちが世界を肌で感じながら新しい体験をしたことは、これからの進路を考える上でも非常に良い影響を与えるものと期待しているところです。今年度は11月に8年生による台湾修学旅行も予定されており、引き続き異文化交流事業や多様な体験活動を推進していきたいと考えております。なお、旅行の実施にあたっては、町から旅行費用の一部を補助するとともに、引率教員(3名)の補助として町職員3名を派遣し、旅行中の安全確保に努めたところであります。
■6月定例会で可決された主な案件
・井川町非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について
・井川町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
・井川町軽費老人ホーム条例の一部を改正する条例について
・井川町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について
・令和7年度井川町一般会計補正予算(第2号)について
・令和7年度井川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
・令和7年度井川町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について
・令和7年度井川町下水道事業会計補正予算(第1号)について
■公共工事等の発注状況 ※千円未満は切り捨て