- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県東成瀬村
- 広報紙名 : 広報ひがしなるせ 令和7年3月号
◆行政報告
○中央要望会
1月23日に県選出国会議員並びに総務省を訪問し、村の特殊財政需要に対する特別交付税措置について要望を実施しています。
○今冬の雪対策について
今冬の積雪量は過去5年平均よりも多くなっており、12月23日に雪害警戒部を設置し、2月6日には雪害対策部に改組しています。
雪害は人的被害が2件となっています。今後は融雪期となり雪崩等の注意喚起を徹底するなど防災に努めていきます。
○ふるさと納税
ふるさと納税は、2月末現在で4601件、3423万1500円の寄附があり、前年度同期に対し、件数で1214件、金額で777万5500円の増となっています。
また、企業版ふるさと納税は、2月末現在で1件、300万円の寄附がありました。
○物価高騰緊急支援給付金事業
村民1人あたりに1万円を給付する物価高騰緊急支援給付金事業については、2月末で申請期間が終了し、9割を超える実績見込みとなっています。
○秋田栗駒リゾート株式会社
ホテルブランの売上げは、入浴と宿泊者の増、宿泊等の料金の値上げにより12月は前年より112万円の増となりましたが、1月は宿泊、宴会の利用者が減少し、前年より62万円の減となり、厳しい状況が続いています。
スキー場事業は、12月のまとまった積雪により、前年より1週間ほど早く営業を開始できたこと、年末年始や週末の天候に恵まれたことに加え、リフト券と入浴のセットが半額で購入できる秋田県冬の大型観光キャンペーンや東成瀬テックソリューションズの集客支援となるイベントの開催などにより、1月末時点の累計で前年より入場者数が642名、売上げが342万円の増となっています。
○東成瀬村地域公共交通活性化協議会
1月30日付けで地域公共交通に関する協議会を設立し、同日に第1回協議会を開催しています。協議会は地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に規定された地域公共交通計画の策定とその施策の実施を進めるもので、国・県・交通事業者・村内関係者を委員として構成しています。
今後は、路線バスをはじめとした公共交通ごとの役割整理や新たな交通モード導入に向けた調査、検討を実施し、地域公共交通計画の策定に向けて取り組んでいきます。
○地域おこし協力隊
3月1日に4名の地域おこし協力隊が着任しています。一方、なるテック所属の隊員においては、12月31日付けで1名、1月31日付けで2名、2月28日付けで2名の計5名が任期満了により退任しています。
本日現在、総勢66名の隊員が活動しており、地域の皆様には引き続き、ご支援を賜りますようお願いします。
○マイナンバーカードの発行
1月31日現在におけるマイナンバーカードの発行状況は、人口に対する申請率が93・3%で、交付率は91・5%となっています。交付率は県内自治体では藤里町、男鹿市に次いで3位となっています。また、保険証としての利用関心が高いほか、行政手続きの簡素化につながるものと期待しています。
今年はマイナンバー制度導入から10年となる節目の年であり、カード自体の有効期限を迎える方の更新手続きが必要となることから、広報等を通じ、周知を徹底していきます。
○雪下ろし等支援事業
高齢者宅等の雪下ろしや間口除雪支援事業は各地区活動員等の協力により、順調に推移しています。今冬は、積雪量が多く活動員の皆様には大変ご難儀をおかけしています。事業終了後には活動員から意見・要望等を拝聴し、事業の評価等を行い、次年度事業を充実させていきます。
○介護保険運営協議会
国民健康保険運営協議会・2月13日に防災情報センターにおいて、東成瀬村介護保険運営協議会及び東成瀬村国民健康保険運営協議会を開催しています。
各協議会では、今年度の予算執行状況と次年度の予算編成等についての説明を行っており、今後も各委員の意見等を拝聴し、健全な運営に努めていきます。
○結核予防婦人会役員研修会
12月19日に防災情報センターにおいて、結核予防婦人会役員研修会を開催し、今年度の検診事業の報告と来年度の協力内容を説明しています。また、今年度は明治安田生命秋田支所の小野寺梨恵チーフコンシェルジュを講師に「エンディングノートの活用」についての講話をいただき、その有効性について理解を深めています。