くらし あなたの勇気で救える命があります!応急手当講習会を受講しましょう

■応急手当(心肺蘇生法)を行うことで命が助かる可能性が高まります。
心臓マッサージで2倍、AEDで6倍 生存率が上昇
・救急車が到着するまで平均10分程度かかります。その間に心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)を使用すると生存率が高まります。
・心臓や呼吸が止まると助かる可能性は時間とともに下がります。命を救うために最新の応急手当を学びましょう。

▽応急手当(心肺蘇生法)とは
突然のけがや病気で、救急車が到着するまでの間、家庭などで行う手当のことを応急手当といいます。
特に、胸を強く圧迫する「胸骨圧迫」や、口から肺へ息を吹き込む「人工呼吸」による「心肺蘇生法」やAEDの使用が重要です。
胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの使い方などの動画は消防庁のホームページで確認できます。
消防庁
【URL】https://www.fdma.go.jp/relocation/kyukyukikaku/oukyu/index.html

心臓と呼吸が止まってからの時間経過と、そこにおける命が助かる可能性について。居合わせた人が救命処置をした場合は、救急車が来るまで何もしなかった場合に比べて、2倍以上の生存率の高さを保っています。特に、救急車が到着するまでの10分程度においては、救命処置を行った場合は約18パーセント、何もしなかった場合は約6パーセントと、約3倍の差が生じます。それらのデータから、応急手当が命を助ける可能性を高める重要な行為であることは明白です。

出典:一般社団法人あんしん財団ホームページ
救急現場での行動が命を救う!応急手当の重要性を学ぼう

■応急手当に関する講習会のご案内
応急手当講習会は県内各地の消防署や日本赤十字社山形県支部で行われています。いざという時、落ち着いて行動し、大切な人を守るためにも受講してみませんか。

▽消防署で行っている講習会
・救命入門コース(45分から90分)
・普通救命講習(3から4時間)
・上級救命講習(8時間)
・応急手当普及員講習(3から24時間)
・応急手当指導員講習(8から24時間)
各消防署連絡先
【URL】https://www.fdma.go.jp/relocation/kyukyukikaku/oukyu/index.html

▽日本赤十字社山形県支部で行っている講習会
・救急法短期講習(2時間)
・救急法基礎講習(4時間)
・救急員養成講習(13時間)
日本赤十字社山形県支部
【URL】https://www.jrc.or.jp/chapter/yamagata/study/emergency/

▽村山、最上、置賜、庄内の各保健所で行っている講習会
・管内の市町村や消防署と連携してAEDの使い方をはじめとした講習会を開催しています。

問い合わせ先:
村山保健所【電話】023-627-1182
最上保健所【電話】0233-29-1257
置賜保健所【電話】0238-22-3872
庄内保健所【電話】0235-66-5478

写真キャプション:応急手当講習会の様子(置賜広域行政事務組合消防本部開催、普通救命講習会)

■県内AEDの設置場所
県では、AEDの周知および活用を進めるため、毎年県内公共施設にあるAEDの設置状況を調査し、県ホームページに掲載しています。
AED設置状況
【URL】https://www.pref.yamagata.jp/090013/bosai/shobo/kyuukyuu/aed/yamagataaed.html

■応急手当講習受講優良証の交付制度
応急手当講習の受講率などの条件を満たす事業所・団体に対し「応急手当講習受講優良証」を交付しています。
交付を受けた事業所は、県の建設工事の競争入札参加資格において、「その他の地域貢献活動」の一つとして加点される優遇制度の対象となります。
事業所にお伺いしての講習会の実施も可能です。
詳しくは、各消防署へご相談ください。
交付制度詳細
【URL】https://www.pref.yamagata.jp/020080/bosai/shobo/kyuukyuu/oukyuuteateyuuryou.html

問い合わせ:
(応急手当講習会に関すること)消防救急課【電話】023-630-2228
(AED普及啓発に関すること)医療政策課【電話】023-630-3366