- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県山形市
- 広報紙名 : 広報やまがた 令和7年7月1日号
「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることなどによって、体温調節機能がうまく働かなくなり、目まいや頭痛、けいれんなどのさまざまな症状を引き起こします。症状が進むと、命の危険が及ぶこともあります。
熱中症は、室内でも発症することがあり、これからの時期は特に注意が必要です。
▽熱中症予防行動のポイント
〇暑さを避けましょう
・室内ではエアコンや扇風機を利用して、適切な室温に
・涼しい服装を心掛け、外に出る際は日傘や帽子を活用
・外出や屋外での活動は暑い日や時間帯を避け、無理をしない
〈ほかにも〉
・急に暑くなった日は特に注意
・少しでも体調に異変を感じたら、クーリングシェルターなどの涼しい場所へ避難
〇水分補給(塩分補給)
・喉が渇く前に、小まめに水分補給
・汗をかいたあとは、あめなどで塩分補給も忘れずに
食事以外で1日当たり1~2Lの水分摂取が目安
問合せ:健康増進課
【電話】616-7272
〇暑さ指数・熱中症警戒アラートを活用しましょう
暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、日射・輻射からなる熱中症の危険性を示す指標です。
天気や気温だけでなく、環境省熱中症予防情報サイトで暑さ指数を確認する習慣をつけましょう。環境省の熱中症警戒アラートなどをメールやLINEで通知してくれるサービスも活用しましょう。
警戒(積極的に休息)…暑さ指数25以上28未満
厳重警戒(激しい運動は中止)…暑さ指数28以上31未満
危険(運動は原則中止)…暑さ指数31以上
熱中症警戒アラート…暑さ指数33に達する場合 ※県内のいずれかの地点
熱中症特別警戒アラート…暑さ指数35に達する場合 ※県内の全ての地点
[熱中症警戒アラート]
県内のいずれかの暑さ指数情報提供地点で、最高暑さ指数が33(予測値)に達する場合、前日の午後5時または当日の午前5時ごろに発表されます。熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になる状況を指します。
[熱中症特別警戒アラート]
県内の全ての暑さ指数情報提供地点で、最高暑さ指数が35(予測値)に達する場合、前日の午後2時ごろに発表されます。広域的に過去に例のない危険な暑さとなるおそれがある状況を指します。
※山形市では独自基準により、市内の気温や暑さが一定の値を超えた場合、山形市LINE公式アカウントにて注意喚起を行います。
〇学校での熱中症対策
暑さ指数などの気象観測データを測定できる高性能気象IoTセンサーを市内8校に設置し、市立小・中学校・高校の全校でデジタル技術を活用した熱中症対策を実施しています。各センサーで計測された情報を基に教育活動の実施判断や見直しを行い、児童・生徒の安全対策に生かしています。
通学路内のクーリングシェルターの周知と適切な活用について促すなど、登下校時の安全対策にも取り組んでいます。
問合せ:
・機器設置について…教育企画課
【電話】内線610
・熱中症対策について…学校教育課
【電話】内線630
〇クーリングシェルターを開放しています
公民館、コミュニティセンターや民間施設など市内61施設をクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)として開放しています。熱中症警戒アラートなどが発表された場合に限らず、暑いと感じたときは、当シェルターを積極的にご利用ください。
※各施設の開放日、時間帯など詳しくは、市ホームページへ。
運用期間:10月22(水)日まで
問合せ:防災対策課
【電話】内線216
〇民間施設のクーリングシェルター募集
〈運用期間〉10月22(水)日まで
※開放日、時間帯については、施設管理者の状況に応じます。
※募集要件など詳しくは、市ホームページへ。
問合せ:防災対策課
【電話】内線216
〇涼み処(すずみどころ)を開放しています
市内郵便局44局を涼み処として開放しています。
外出時などに、一時休憩することができる場所としてご利用ください。
※各施設の開放日、時間帯など詳しくは、市ホームページへ。
〈運用期間〉10月22(水)日まで
問合せ:環境課
【電話】内線682