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【観光・商工に新たな風】
◆「株式会社朝日町総合産業開発」発足
町の観光交流3施設の利点を活かした観光資源の再構築を目指し、「株式会社朝日自然観」、「株式会社りんごの森」、「有限会社地球耕望」が統合し、4月1日「株式会社朝日町総合産業開発」(川口幸男代表取締役社長)が発足しました。
同社は3施設の運営のほか、地域商社部門を設置。町内各地の観光資源を結びつけ、さらなる誘客を図るほか、町特産品の魅力発信や販路拡大に取り組みます。また、農産物などを活用した新商品の開発を支援し、地域資源を最大限に活かした事業展開を目指します。

◆地域貢献を目指した協定を締結
株式会社朝日町総合産業開発の発足に合わせて、同月4日には地域貢献に関する包括的な連携・協力を推進するため、町、同社、公益社団法人国際観光施設協会(鈴木裕会長/東京都)、一般社団法人LINKEDCITYコンソーシアム※1(光成和真代表)による協定締結式が行われました。観光・農泊DX※2、森林サービス産業などを活用した観光地域づくりや地域の活性化に関する取り組みを連携し、地域への貢献につなげていきます。
締結にあたり鈴木会長は「観光のDX化で、朝日町に眠る宝物を見つけて磨き、世界中から注目されるような地方創生につなげていく」と意気込みを語りました。

※1 DX(デジタル技術を活用して業務を革新する取組み)による観光分野で地域への貢献を図る企業集団。
※2 デジタル技術を活用しデータの収集・分析を行い、来町者の利便性や観光産業の生産性の向上、事務の効率化・省力化を図ること。

▽株式会社朝日町総合産業開発のロゴマーク
朝日町の頭文字「A」をデフォルメし、3つのパーツで構成することで、3社の統合による相乗効果が表現されています。また、朝日町から産業を広げ、発展・発信していく企業の姿を象徴。配色には朝日町のイメージカラーであり観光交流3施設のロゴマークにも使用されている「赤」、町の豊かな自然を象徴する「緑」、そして空気神社と空気をイメージする「水色」が組み合わされています。