くらし JICA 海外協力隊 アフリカ滞在記

令和6年11月25日からボツワナ共和国に海外協力隊※として派遣されている菅井嘉代さん(元朝日中学校教員/小原区)が、現地での生活などについて語ります。

※開発途上国の質の高い教育や保健医療へのアクセスなどの社会課題の解決に努める、独立行政法人国際協力機構「JICA」による取り組み。

■第2回 ボツワナの超アフリカーンな料理たち
ドュメラン!(現地の言葉でこんにちは)今回はボツワナの料理を紹介します。
ボツワナの主食はボコべ。タカキビやモロコシと呼ばれる穀物をパウダー状にし、茹でてお粥にしたものです。味は甘みとちょっと酸味があり、小学校の給食ではそれに牛乳をかけて食べます。私の好きなメニューです。また、セタンパというトウモロコシを砕いたものを塩ゆでしたものも給食に出ます。セタンパに、モロホというマメ科の葉っぱを茹でて味付けしたものを添えて食べると最高!ボツワナでは生野菜を食べる習慣があまりないので、貴重な野菜料理です。モロホの味は、山形の青菜漬けを煮て味付けをした感じです。ちなみに学校給食は無料です。これらはスーパーの総菜コーナーでも買えます。
最後にモパネワームを紹介。これは蛾(が)の幼虫を干したもので、水で煮て味付けして食べます。栄養満点。蛾になることを想像しなければ、結構いける味です。ボツワナ人に私の地元ではイナゴを食べると説明したら「バッタを食べるのか!」とびっくりされました。食は文化の一つですね。

・「セタンパ」
この日のメニューは一品だけ
・「モパネワーム」
(見た目はちょっと…でも食べるとおいしい!)
※詳しくは本紙をご覧ください。