- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県朝日町
- 広報紙名 : 広報あさひまち 令和7年10月号
町で活動する県外の民間人材が、自身の活動や町民の皆さんへの呼びかけなどを掲載します。
■「地球温暖化」の現状を知ろう
今月の担当:株式会社アール・エ北陸
近年、地球温暖化の影響は私たちの暮らしにも身近に表れています。
下記に朝日町近隣地点(大江町左沢)の観測データを記載しました。これらを見ても分かるとおり、日平均気温は少しずつ高くなり、真夏日や猛暑日の日数が増える傾向にあります。また、夏の短時間強雨※の発生が目立ち、最大1時間降水量が増えてきていることも分かります。一方で冬は降雪の深さが減少し、雪の季節の姿も変わりつつあります。
こうした変化は、りんごやぶどうなど果樹の栽培や、豊かなブナ林に育まれた自然環境にも影響を及ぼしかねません。
私たちが誇る清らかな空気や水、四季折々の風景を守るためにも、温暖化の現状を正しく理解し、エネルギーの使い方や暮らしの工夫を見直すことが大切です。
地球温暖化は遠い問題ではなく、まさに朝日町の未来に関わる問題です。

*グラフは気象庁データ〔観測地点:大江町左沢〕より作成/点線は線形近似による近似線
では、地球温暖化を抑制するためにはどうすればよいでしょうか?
次回(令和8年2月号)に続きます。
